2007年9月16日日曜日

仕上げ砥石で包丁の錆を取り包丁を殺菌する

包丁の切れ刃付近のばい菌を除去するのは、包丁に砥石を当てて砥ぐことです。ばい菌は包丁の錆の中に潜んでいます。栄養と水、肉野菜などの汁で、いつでも増殖の機会をうかがっています。ばい菌は砥ぎ汁の中へすりこまれます
ばい菌の運命 (想像ですので、確証はありません)刃金で擂りおろされた砥ぎ汁には刃金の黒い粉と砥石の石英などの研磨剤があります。砥ぎ汁をふき取らないで何度も練りこみますので、さらに細かくなります。カミソリはよく切れますが、カミソリの刃で白紙1号本焼き包丁を傷つけることはできません。白紙1号本焼き包丁はカミソリの刃より硬いのです。仕上げ砥石の砥粒は確実に白紙1号本焼き包丁の刃金を傷つけ削ります石英の砥粒は当然、刃金より固くカミソリ以上の固さ切れがあります。まとまっていた砥ぎ汁もしばらくすると、野菜のブロッコリの枝のような形になります。先端部ではコロイド運動が始まり黒い砥粒が動きます。運動エネルギーの出処は包丁と砥石の摩擦熱です。包丁についていたばい菌は砥石と包丁の間の砥ぎ汁の中で、無数のカミソリの刃のような破片とすり潰されると思います。石英の粒子に触れるだけで細胞膜が傷つき致命傷を負うはずです。さらに包丁と砥石の摩擦熱は水のせいで感じませんが、ネットで調べたところ、水がないと焼きが戻るほど大きいそうです。この尖った石英と摩擦熱でばい菌は滅菌されるのではないでしょうか。

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