今日でこの家に入居して5周年という記念すべき日を迎えた。そこで、どうしようもない自然災害で家に住めなくなるという考えたくない運命を想像してみた。
家に住めなくなる事態に遭遇するには、地震、津波、火事、竜巻、台風などが考えられます。幸い2002年当時の給料明細が見つかりそれで実質荷物置き場と化していた社宅費用が分かりました。会社援助込みで社宅使用費と車の駐車費用が約1万円と安くなっています。
アパート費用が6畳一間が1.8万円、青空駐車費月当たり1.5万から比べるとかなり安いです。
社宅の共益費ですが、会社に荷物を整理して退去手続きを取らない限り請求されるのは止むを得ないのでした。アパートでは荷物を収容するスペースがなく、家を買うまで退去が出来なかったのです。
アパートは2部屋借りていました。最初は1部屋でしたが、直下の住人がリストラされた人で心の病に罹っていたそうです。大家さんによると会社が辞めてほしいと言ったのに辞職願を出さないので、集団いじめにあい止む無く辞表を書いたという気の毒な方でした。長年経理の仕事をしてきたのにPC導入で会社からは余剰人員になったそうです。現在は生活保護で暮らしているそうです。会社を辞めても、組織的な集団苛めに何年か耐えた後遺症として神経が病んだのは治らなかったのです。私が困ったのが、彼が深夜、雨傘で天井をつつくのです。音がうるさく寝れないのです。精神病から来る妄想です。組織的な集団イジメで神経を病んだ気の毒な隣人だったのです。今まで仲が良かった同僚が彼も保身のため自分をいじめる側に変わっていく。そうした辛さは経験があり、他人事と思えないほど想像がつきます。そこで寝室用にともう1部屋借りたのでした。寝室の下のお方は中国出身の外国人で身分は大学に通わない留学生、仕事は新聞配達でした。19時就寝、午前3時起床で、安眠のためにはとても都合がよかった。余りやすいアパートに住むとこうした人と同じ屋根の下で暮らさなければならないということです。
もし家を購入しなければ5年間で330万の出費があるということです。この古家はタダですが改装費用が350万円掛かりました。家庭菜園のフェンス工事、車の駐車場設置込みです。住めなくなれば、20万円の損ですみます。あと4カ月すれば毎月55000円貯金するのと同じです。
でも住めなくなれば20万以上に困ります。現在の生活を再建するには1500万円以上の住宅建設費がかかりそんな大金が都合できるわけがないのです。