2008年3月16日日曜日

マスコミ情報サブプライム問題と現状住宅地実需のギャップ

2008年3月14日首都圏マンション市況です。マンション販売15年ぶりの低水準。
テレビもサブプライム問題・円高→外人の日本リートからの離脱→不動産相場下落再度住宅地などの不動産市況が全滅のように伝えています。されど自宅周辺では住宅建設中を表すブルーの養生シートが増えてきたようです。買い手が嫌がり販売に不利な建築条件付優良物件の売り物を吸収しています。自分が住宅購入した不動産屋の売れ残り在庫である売り物をさらった住宅地相場の反転は相場を見切った投機資金と一戸建て住宅が欲しいという実需だったと思う。90年代バブル崩壊からやっと反転し始めた年足の大きなうねりは、サブプライム問題でもスピードを遅くする程度でマスコミが警鐘を鳴らすように反転への方向は変えられないでしょう。山高ければ谷深し、渓深ければ山高し
首都圏のマンションが停滞するのは、サブプライムなど関係なく、上がったものは下がるという相場の鉄則の範疇そのものです。サブプライム問題がなくとも押し目を作って次の上昇に備えるのが相場なのです。
首都圏マンション反転開始が2002年からとするともう6年も上昇相場が続いたことになります。一方的な上昇相場などありえないのです。
現在のところは駅周辺です。これがバブルの時代は辺境、北海道などの利用価値のない土地の詐欺事件を引き起こすまで土地なら何でもという雰囲気だった。さらえまかの駅ひとつ向こうの古屋が1億円が相場と信じられない値段がついたものです。

もし現在の住宅実需が買いが買いを呼び、買うから上がるといった転売による住宅地高騰が発生しても、駅近くとか限定的になるのではないかと予想しています。値上りの大きかった首都圏のマンションも首都圏全域のマンションが高騰したわけではなく、局地的なバブルだった。
東京港区、品川駅周辺、都心のマンションから郊外へと値上りのドーナツ現象が起きる最中のサブプライム問題発生、円高でした。


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