2009年8月29日土曜日

個人でできる大きなリサイクルは新車を乗りつぶすことです(無事是れ名車なり_車のリサイクル)

 愛車の車検証の一部です。見ていただきたいのは初年度登録が平成1年8月つまり車を購入した時期が平成1年8月で平成21年8月の現在も乗り続けているという事実です。20年目を迎えた自家用車です。
 40万キロ、50万キロだそうです。以前テレビで見たのですが、この数字は日本で廃車になった大衆車を東南アジアでタクシーなどにリサイクルした場合、日本で廃車になった中古車が本当の寿命を迎える走行距離だそうです。たいてい10万キロに達するまでに日本のユーザは廃車にします。私の車も20年乗っていますがまだ走行距離が10万キロにも達していません。40万キロでポンコツから考えると10万キロ未満で廃車にするなんてとんでもない話です。
 自動車への考え方はいろいろありましょうが、自分は目的地まで安全に行けることがすべてです。高機能やカッコよさを気にしません。もうひとつは維持メンテにお金がかからないことです。故障しない車が理想です。この前の車、中古車を買い10万キロ以上まで乗った経験によると、部品たとえばダイナモなどが壊れると他の電気部品も寿命を迎えて次々と故障します。度重なる故障に泣いた経験からこの車は日本で一番販売実績のある大衆車種にしました。販売実績はユーザーからのフィードバックに比例しするし、結果故障が改良されて壊れにくい部品の製造でより売れる車へと長年にわたり進化したはずです。よく売れた販売実績と故障頻度は反比例するのではないか。この期待に車は見事にこたえてくれタイヤ、ワイパーなどのどうしようもない消耗品を除くと故障は昨年換えたクラッチだけです。クラッチも大きな高価な消耗品の一種ですが。20年間でメンテナンス費用はこの6万円だけです。
 平均7年ほどで買いかえるとすると購入金額が200万ちょっとだったので、自分の車をリサイクルして400万円ほど節約したことになります。大衆車が200万ちょっとは高いでしょうが、フルタイム4WDなのです。フルタイム4WDは高速道路で少しぐらいの積雪や大雨でもしっかりと路面をとらえます。急カーブでも路面をとらえる力が大きいのかタイヤがキューと泣かないのです。欠点もあります。7000キロ程度の走行距離でタイヤ交換しなければならないのです。車のマニュアルに書いてあったタイヤをローリングをしても同じです。車の修理屋さんはまだ乗れるのといいますが走行距離が数千キロになるとタイヤのブレがハンドルに伝わり気になります。タイヤを早目に交換するのは安全運転に貢献するんだと思い泣く泣く修理屋さんに持ち込みました。タイヤはゴムが一番減りにくい硬いつまり一番値段が安いドイツ製のノーマルタイヤにしています。ここ3年ほどは雨ざらしから家のシャッター付きのガレージに入れていますのでタイヤ寿命が1000キロ程伸びたかも知れません。ワイパーの交換時期は雨ざらしをやめてから確実に長くなっています。ゴム類は直射日光と雨に弱いようです。4WDの欠点もありますが次回の車もフルタイム4WDの予定です。  写真は15年以上雨ざらしにした愛車のダッシュボードです。さすがにあまり人に見られたくはありません。高速料金の支払いの時強い視線を感じましたがETCのおかげでそれは解決しました。

 今年3月はお金が入り新車購入のチャンスだったのですが、寿陵建立でまだ当分この車にお世話にならなくなりました。ところでお墓参りにとって車は重要なアイテムです。霊園までバスの送迎がありますが、1日数回の本数です。明日の仕事はよくないことが起こりそうだ。こんな夜はトラブル回避のために寝る前にお墓参りをして明日に備えたいと思っても車がなければどうしようもありません。バスの運行は当然日中です。車なら片道10分で真夜中の墓参も可能です。真夜中の墓参で安心して寝れます。

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