さてかば焼きのたれですが、原料はうなぎの骨のダシ、みりん、醤油のようです。うなぎの油も加わって手につけばかなり厄介で、不快な目にあいます。これも手を汚さないで魚の味噌漬けを焼く のようにプラスチックのケースを利用します。
冷凍庫から取り出し常温に戻して、うなぎのかば焼きをケースごと半分に切ります。天然砥石で研いだよく切れる出刃庖丁のお手柄です。
平行でなく交わるように二本の金串を打ちます。その方がひっくり返すとき力の加減ができていいみたいです。
焼きあがりです。少し焼き過ぎですが香ばしさととろけるような食感は同じです。電子レンジで焼くとアルコールや水分子しか熱くなりません。したがって100度以上にならなくて油が焼ける香ばしい匂いはしないでしょう。電子レンジの高周波は油を温めないのです。ガスコンロにおまけのようについているガスオーブンでもウナギの香りが立ち込めます。うなぎは土用を少し外しても土用うなぎです。土用が過ぎてもスタミナを消費する猛暑は相変わらず続くのです。
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