2014年1月のある日めでたい納車の日でした。新車との出会いはわくわくドキドキですが、同時に25年連れ添った愛車との別れでもあります。この平成元年購入の車を○○○社販売店に持っていくと廃車の手続き、新車との交換です。平成元年購入時、故障しないだけでなく好きになれそうデザインが素晴らしいと感じた、今も飽きが来ないグッドデザインです。そして20年以上故障しなかったはそれだけで本物の名車です。そんな不朽の名車でもあと少しで廃車、要するにクズ鉄にされるのです。可哀そう。
新車に買い換え決断のきっかけは、一昨年夏のエアコンの中枢部品圧縮シリンダ交換でした。中古品で間に合わせても8万円の出費でした。25年はいつ部品に寿命がきてもおかしくない時期です。5万円以上かかる故障が頻発するかもしれない。そして何より新車への一番のハードル、資金的には与党選挙勝利による株価の上昇です。塩漬けになっている水浸しの株がトントンで換金できる価格まで上昇したのが昨年5月でした。4月あたりから株価大暴落の気配プンプンで儲けどころかヤレヤレ売りで売りを急ぎました。そして振り込まれたお金が200万ちょっとでした。売った日から1週間で5月の暴落が始まりました。大きな下げで通帳に残しておくとまた安値を拾おうとして相場に使う気がするので車に回したのです。下の写真がハイブリットエコカーです。部品故障、資金ができた、ガソリン価格の上昇、この3つが新車購入を決めました。昨年10月には新車購入店を決めましたが、納車は第1位の人気車なので来年になると言われました。自分としてはデザイン的に好きな車ではありません。写真の前面フェイスは女性が好みそうな丸みがあります。決め手はなんと言っても23年間故障なしでいてくれた同じメーカーの車で、同じように一番売れて前の車種と同じくロングヒットになりそうな車種だったからです。大衆車ですがチェンジレバーの前にある現在地の位置情報を表示するナビゲータに「R」バックギアに入れると後方の景色が液晶スクリーンに映るようになっています。目的は車庫入れで、後ろに当たることがないように車庫入れができるためです。数センチギリギリに停車できます。それとバックする時、後方の子供などを確実に発見するためです。このオプションが11万円。決して無駄ではない出費です。写真のフロントライトは前の車では蛍光灯に例えれば昼白色のように黄色っぽい色でした。ハロゲンライトの青白い対向車に対して少し自分の車が安物のように思えてコンプレックスがありました。そこで青白い光を出すハロゲンランプでなくLEDライトにしました。このオプションが10万円でした。夜間は青白い光が雨の夜でもよく通ります。LEDライトは省エネで電気を消費しません。エコカーにはうってつけで、これまたそれなりに価値のある出費です。肝心の燃費はメーカ発表では、1リットル35kmですが、自分の計測では、1リットル20kmでした。昨日一ヶ月無料点検に販売店に行って来たのですが、「燃費が1リットル35kmに対して伸びないのは自分の運転に問題があるのか」聞くと普通の運転ではそんなものです。寒い冬場ではハイブリットでは最初室内を温めるため燃費が悪く、夏場はあと3kmほど伸びるそうです。また走行距離の半分近く時速60km以上出す高速道路を走ったため燃費が伸びなかったかもしれません。スピードが時速60kmを超えると燃費が悪いそうです。たとえ1リットル20kmでも前の車より倍以上の燃費です。円安ガソリン上昇でガソリン代が半分で済むのはありがたいです。