2014年10月9日木曜日

秋ジャガに支柱を立てました。(台風対策用です)

とても貴重な無肥料栽培のジャガイモを守るためフェンス工事と鍵をかけたわけではありません。ほとんどの人が無肥料栽培のジャガイモのお値打ちを知らないと思います。
私のジャガイモ畑と同じどこかの更地を写しました。フェンスなしで草ぼうぼうです。これでも周囲を住宅に囲まれた住宅密集地の更地です。引き取ってもらうのにお金がかかるテレビなどが無残にも不法投棄されています。これを防ぎたいために昨年大金をはたいてフェンス工事をしました。
入口の通路のため半端な圃場となった場所です。種イモ6個つまり6株あります。
入口からもう一つの家庭菜園の全景を写しました。もと家を解体した跡地を数年かけて耕し畝を作って春ジャガ秋ジャガを3回繰り返しました。これで30株分です。1株3本の支柱が要りますのでこれで90本の支柱を立てました。台風が接近しており必死でした。
住宅地ですから水道はあるのですが作物用に利用すると水道代を請求されますので雨水を貯めるためにバケツを5個置いています。降雨が少ない時公園の水道水をこれに入れて公園とここをピストンで水やりをしました。今年も2日間、最後の手段として水を運びました。

2014年10月5日日曜日

一夜花状態だった無肥料栽培ナスが復活しました。いわゆる秋ナスです

7月まで順調だった生まれて初めての収穫に成功したナスも8月に入り樹勢が弱り小さい実が落ちだした。そして悪夢のような過去の一夜花が復活してしまった。秋ナスも未経験なのにナス撤収を本気で覚悟しました。会社の半分農家の同僚に相談すると諦めるのはまだ早い。強めに剪定すると復活することが多いとのこと。強風で傾いたナスを起こし強めの剪定、初めての昆虫由来のバクテリアを混ぜた秘伝のボカシを投入したり秋ナスに望みをかけました。新しい取り組みによる目論みは成功してご覧の収穫がありました。大きいのでぬか漬けでなく炭火による焼きナス用です。
さて両親が家庭用に育てた子供時代のナスのウンチクについてお話します。郷里では初ナスは6月の中旬に取れます。ナスのぬか漬けが大好きだったので紫色のナスの花が咲くと毎日実の大きさをチェックしました。そうして初めての収穫から3週間の期間が一番おいしかった気がします。世間では秋ナスが最高とか言いますが、夏が終わり涼しくなると味が落ちると決めつけていました。子供のころから他人の風評やテレビなどの権威があるお方が秋ナスが美味しいと言っても自分の感覚や意見が世間の評判に影響されない頑固な子供のようでした。今年は初ナスから小さめに収穫したナスをぬか漬けにしていましたが、8月の一夜花になる休眠する前の最後に、大きな葉っぱの陰に一つのナスを見逃していたのです。上の写真の左のように丸いナスでこの倍ほどの大きさでした。すでに漬物にするには大きすぎ七輪の余熱で以前の投稿のように蒸し焼きにしました。スダチや醤油など何も付けないで食べましたが、驚いたことに野菜の味はしなかった。野菜の味でなく今まで食べたデザートの中で飛びきりの最高のデザートでした。これまでのデザートにたとえようもなく美味しかったのですが、敢えてたとえますと、贅沢な徳島産の希少な砂糖である和三盆を使った京都産の高級和菓子のようでした。ところがこの秋ナスは皮も硬くナスの匂いもあり甘みも梅雨末期に食べた焼きナスには到底及ばないのです。アクも強い気がします。やはり子供の頃の感覚は正しく秋ナスは木が大きい分、収穫量は多いのですが味は秋の深まりに比例してまずくなります。今年は和三盆を使った和菓子のような焼きナス再現は諦めました。また来年に期します。