2015年1月2日金曜日

大晦日に買ったブリのカマを茶湯を沸かした炭火で焼きました。

年末ブリの大トロ、いわゆるえらの下、カマを1400円で買いました。普段なら天然ものといえどもその半値、500円で買える時があります。ブリハマチ、サバいわゆる青物は苦手なのです。青物でも特に苦手なのは部位的に背中の方です。生臭くてどうしてもなじめません。でもこのように脂の多いエラの近くは匂いもないし脂が甘いのです。なぜか今回の1400円は特別ですが、いつも一番おいしい部位がなぜか安いような気がします。ところがエラの下も本マグロになると大トロなどと呼ばれて少し高すぎます。
産地が新潟県とラベルに書いていました。正確に言うと新潟県の沖合で獲れたは問題でなく獲った漁船が水揚げした港が新潟県にあるということです。富山湾で獲れたブリも新潟で水揚げすれば新潟産となるでしょう。身が分厚く内部まで火が通ったか見極めるため裏表焼き加減を確認しました。金串も3本使い熱は深く十分伝わったはずです。何より一番おいしい皮まで完食した現在、天然ブリの油が正月寒波を吹き飛ばすような熱を体の芯から出ています。ブリの油は温かい。

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