内側の肌の色がチョコレート色新品の銅版のようなテカリがあります

ビール樽型備前焼急須と深い味についてその秘密について考えました。備前焼急須を愛用するようになったのも水に触れる急須の内側でおいしい水を作るという備前焼の作用がきっかけでした。急須の内側の肌にその秘密があると思いこのチョコレート色で新品の銅版のような肌を急須の内側に持つ備前焼急須でお茶を入れれば深みのあるお茶を飲めると予想しました。
翌年の備前焼祭りで、内側の肌が同じような備前焼急須を何個も買い込んだ。また早朝から伊部駅周辺の備前焼祭りの会場コーナーをしらみつぶしにビール樽型の急須が販売されていないか探し回った。夕方近くに灯台下暗しで駅近くのお店に販売していたのを見つけた。3個買い込み新幹線で備前を後にした。
翌日から内側がチョコレート色の備前焼急須でお茶の試飲をはじめた。しかしどれも深みのある煎茶は入れられなかった。以上より深みのある味を出せるのは内側の肌とは無関係ということになった。茶の木の新芽を噛んだような深みのあるお茶を入れるためとはいえ、アホですな。自分ながら。