
日露戦争で捕虜にしたロシア兵を炭鉱などで強制労働をさせたとは聞いたことはないし、欧米は第二次大戦でも降伏した日本兵を自国のため強制労働をさせなかった。収容施設から逃亡をしない限り人道的な扱いを受けたのです。不可侵条約を破って敗色が濃厚となったとき攻撃して捕虜をシベリア強制労働というのは匈奴時代の草原の掟そのものです。確かにその国には草原があり遊牧民もいるようです。
相撲のことは詳しくないのですが、勝者は敗者があってのみ存在するのは確かです。相手が立ち会ってくれたから今日運良く勝った。お互い厳しい勝負の世界で生きているんだ。明日は負けて賞金をもらえないかもしれない。そのように考えることができたなら行司から賞金を受け取る時、負けた相手を親の敵のように睨むこともないのです。「次も俺が勝つ。お前には負けない」とでも言っているようににらむ様子は見ていて気分のよいものではなかった。立ち会った力士の間柄に個人的な恨みがあると考えにくいからです。鬼になって戦い戦後も鬼のままというのは日本ではなじまないようです。
日本で要求される品格とは勝負が決まるまでは「鬼になって」必死で勝負にこだわるが、勝負が決まってからは負けた力士に対する礼儀を外見だけでも払えということでしょう。確かに賞金を受け取る時、負けた相手を睨見つけるのはあの強い力士以外、見かけなかった。一番いいのは心も品格を持つのがいいのだが、それはとても難しいので立ち振る舞いだけでも演技せよということでしょうか。相手が土俵を割り、勝った瞬間から鬼のような心は捨てるべきでしょう。彼を育てた親方の徳が小さいのかな。彼のよいところは交友する芸能人が多く評判が良い点です。うその演技ができなくとても正直な人だからでしょう。今後騒ぎが収まったあと日本語はできるしタレントとして芸能界で生きていけるかもしれません。正直な人は安心できます。