なんでも注射器を使うもっと違法な薬より保険と路上生活者を使って集めたこの薬のほうが仕入れ価格が格段に安く儲けが大きいらしい。彼の右手が四直紋かは確認できませんでした。左手のほうは全く確認しておりません。でも彼は大変なお金を稼いでいるはずです。私は両手三峰紋ですが収入は株をやめた分だけ減っているのです。
この商売を現在はしていないと言っていましたが、これが嘘にしろいつまでも薬事法に違反するようなことを続けられるわけがありません。彼はいずれ正業につくでしょうが、その時収入が急激に減り手相が変わって三峰紋がなくなってしまうのかと変な心配をしました。下の写真は私の右手三峰紋です。そんなわけで掌三峰隆起紋も神秘十字線と同じくありふれた手相なのかもしれません。だんだんその思いが強くなってきました。

2代目の店主は先代の父親から包丁研ぎを学びそれが最高の研ぎ技術と信じていたらしいが、研ぎに関して全国的に有名な表紙を飾った方から和包丁を仕入れていた。その人が東京に出てきて、お客である包丁の卸先をホテルに集めて研ぎの講習会を開催する案内が来たらしい。卸先とのつながりを強め日頃のご愛顧に応えるのが趣旨だったらしい。御徒町の包丁屋は少しプライドが傷ついたがよいところは受け入れ取り込もうと考えて研ぎの講習会に出席したらしい。どうでしたかと聞くと自分よりけた違いに研ぎはうまいとのことでした。父親の技も捨てがたく両方をミックスしたのが今の自分の研ぎだと言って何とかつじつまを合わせていた。
本の上に置いているのが私の出刃包丁で写真の人に研いでもらった直後の包丁です。その後何度か自分で砥石を当てています。刃道を忘れないようにと記念に撮影しました。顔が映っていないその方は「研ぎが上手な人が研いだ包丁は引いたときによく切れる。誰が研いだ包丁でも押したり突いたりしたら簡単に切れる。あなたの包丁も青砥による自然なハマグリで引いても切れますが、引いても切れるを意識して研いでいない。それでも普通の板前さんよりは上手です」などと意味深なことを言いました。「ではどのようにすれば引いても切れるを意識して研げるのですか」店主は口を濁し話をそらせました。公開するのを惜しんだようです。最近ようやく引いても切れる包丁を意識しながら研げるようになりました。答えは写真の出刃庖丁にあります。名人に教えてもらったのでなくその技を盗んだのです。そのうちブログで公開します。

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