2011年11月15日火曜日

菊のリサイクル




 昨年仏前を飾った大菊を10センチの長さに手折り、南側が道路の家庭菜園の隅に刺し木をしたのがこの菊です。葉っぱが虫に食われ茎は曲がっています。要するに何の手入れもしていないのです。ほったらかしてしてもきれいな花をつけてくれました。何百円かの花代の節約になります。リサイクルの受益者は自分なのです。土地付き住宅の家庭菜園の恵みはこんなところにもあります。マンションのベランダではいろいろ作るのは困難でしょう。写真の下にあるのは掘り残したジャガイモの葉っぱです。


 つぼみの菊です。お墓にはこれを持って行き開花からしおれるまでを見ていただきます。


 なるべく茎のまっすぐなのを選んだのですが。この通りです。


少しでも大きな花にするためつぼみを一つだけ残します。


 買ってから22日目の大菊です。頂点の大輪の白い菊が生け花の天寿を全うしたようです。花びらに張りと勢いがなく一部紫色に変色しました。しかし花芽の脇芽が育ってきました。この大菊をつぼみで買った時は脇芽が一本もありませんでした。22日の間に育ったのです。残された菊の葉っぱが弾力と子供を育てるだけの勢いがあります。捨てないでと言っているようですので脇芽の花を残された大菊を引きたせる脇役として育てます。

2011年11月7日月曜日

松葉の落ち葉は、本当に堆肥になるまで4年もかかるのでしょうか

2010年でしょうか、ジャガイモ栽培のとっておきの奥の手を紹介する特集がありました。それによるとケヤキの落ち葉は2年、松葉は樹脂があり、堆肥になり作物が吸収できるようになるまで4年が常識とのことでした。ところが実際はケヤキの落ち葉は1年間k発酵促進剤など何も混ぜないで1年ほったらかして、土にすきこみジャガイモの収穫に驚異的な効き目がありました。松葉には腐敗しにくい樹脂がありましょうが、4年というのはまゆつば物のような気がしてきました。とりあえず2011年は少量で松葉の落ち葉堆肥にトライしてみました。分量は小型の段ボール5杯分でした。11_02_26に採集して菜園の隅に積み上げました。
9ヶ月後の11年11月初旬にはこのようになっています。表面に近い左のほうはスギナを乾燥させた感じです。いかにもやわらかそうであのちくちく感は1年後手で触っても感じられない。ケヤキの落ち葉よりだらしなく堆肥らしくなっているのです。計画通り来年新春に土に入れます。かろうじて松葉のようなものは今にも土に溶けそうです。本当に堆肥になるまで4年もかかるのでしょうか。松葉を使われるのを嫌ってそんなことを流布したような気がしなくもない。農業も厳しい競争ですから優位性を保ちたいのでしょう。同じことをされると優位性が保てなくなる。松葉はそれほどよい肥料かもしれません。答えは来年収穫時に判明します。

2011年11月3日木曜日

家庭菜園の秋 収穫の成果は土づくりの成果です

ほとんどまぐれで実った季節外れの大玉トマトに注目しましたが、トマト栽培は遊びで、本命は健康のための葉物野菜が家庭菜園の主役なのです。すでに夏にも収穫しましたが、10月に左に春菊、右にほうれん草を撒いたつもりが小松菜と間違えました。二葉がほうれん草なら細長いはずなのに丸いのでわかりました。

里芋、ジャガイモ、そして大玉トマトに大成果があった3年前の落ち葉堆肥ですが、これは新しく昨年初冬に集めた落ち葉です。あれから10ヶ月経つとずいぶん落ち葉の体積が圧縮されて、落ち葉堆肥に近付きました。
落ち葉堆肥はペチャンコにへこんでいます。これを来年正月に土に混ぜると切った断面が輝くような純白の里芋、大玉の里芋、大玉トマトへの再現と新春から夢を持てるようになるのです。まぐれでない大玉トマトの制覇を目標にしたい。ナス科の連作で弱った黒い土ももっと黒くなり落ち葉を入れたてのようにジャガイモの収穫量が回復してほしいいものです。堆肥に近付いた昨年の落ち葉は夢をくれます