2014年4月7日月曜日

家庭菜園には毎年同じ春が来ますが、昨年と今年の春の家庭菜園には違いがあります。

1月2月3月と冬の装いの家庭菜園にも長い日照と強い陽光などを伴った春が毎年きます。春は別に菜園も毎年苗を植え付けたり種をまいたり同じことをするのですが、そこは何か創意工夫をすれば、少しは昨年とは違ったことになります。
4月5日、鎌を砥ぎました。鎌は今までは野生のイネ科の緑肥を刈る以外使用しませんでした。今年は違います。昨年までは自然に生えた公園のイネ科植物を鎌で刈り取っていましたが、菜園に秋ジャガを収穫後の正月に自分で蒔いた大麦を刈り取るために鎌を砥ぎました。刈り取った大麦は当然緑肥になります。しかし緑肥以外に長く伸ばした大麦の根が土を耕したり目に見えないほど小さい悪い虫を駆除してくれるそうです。いくらか硬盤層を壊してくれるかもしれません。

大麦は30cm少しになっていました。穂を付けるほど成長させるためには、種蒔きが正月でなく初秋に蒔く必要があった気がします。一番いいのは、根を伸ばすためにこのまま麦を刈らないで穂を付けるまで待てばいいのですが、そうすると狭い家庭菜園で何も植え付けられなくなります。
青いホースが写った前の写真は道路側でこれは里芋を失敗したお隣さん側の畝です。
砥いだ鎌はよく切れすぐに刈り取れました。
道路側も鎌でシャリシャリと枯れました。二つの畝の間には300kgほどのケヤキの落ち葉と畳一枚がありますが、落ち葉が早く熟成するように落ち葉の上にも大麦を蒔き、発芽しています。根は落ち葉に穴を空けながら下にもぐっているはずです。ケヤキの落ち葉の中で発芽した大麦は残します。期待したより大麦の成長が遅く、中途半端な青麦刈になりましたが、次の機会には大麦でなく真冬でももっと成長するほど寒さに強く、雑草に近い貪欲な生命力のある燕麦にしようかと思います。また一つ創意工夫の種ができました。燕麦によって来年以降の機会に違う春を迎えられそうです。

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