2015年8月31日月曜日

私に任せればあなた舌癌で死にますよ。お気持ちは嬉しいのですが。(舌癌術後経過観察、再発チェック)

C先生も転勤されたことだしもう時効と思われます。執刀医のC先生のB病院は直線距離的には車で10分程度で近いのです。駐車場が不便なので電車で通院しています。近場なのに2度乗り換えの必要があり路線を描くとZ形です。時間的には40分かかります。近くなのに電車としては不便なのです。2012年退院後通勤途上にある舌癌を早期発見してくれた命の恩人である開業医A先生に相談しました。C先生に検診に行くと半日仕事を休まなければならず、A先生の病院でしたら18時30分にこれますので、仕事の終了後に診察して頂ける。「A先生術後の再発転移の経過観察をここでして頂けないでしょうか。再発が見つかるとまた手術はB病院でお願いすることにしたいのです。」A先生「あなた死にたいのですか。止めた方がいい」誰も死にたいために医師に頼む人はいないでしょう。キョトンとした私に納得したのか「こういうことです」と詳しいお話をして下さいました。
B大付属病院C先生は、毎日口腔癌患者を5人診察、診ているとします。土曜日曜祝日を除いて年間100人以上でしょう。C先生は腫瘍専門医ですから当然です。これに対してA先生は口腔癌患者は2年か1年間に1人めぐり会うのが精一杯です。C先生と同じ技量でとても舌癌術後の経過観察、再発チェックはできない。それに大きい大学ですから過去の膨大な舌癌患者の履歴のデータベースがC先生をサポートしてくれる。癌再発管理は医師の技量より患者の数です。これが一番多い医師が患者にとって最高の医師です。舌癌は絶対量が少ないのでなおさらです。個人的には舌癌術後経過観察、再発チェックをしてみたい。診療費も稼げる。視診、首のリンパの触診など基本的なこと以外に癌はどのような転移の兆候を見せるのかC先生のように毎日診察すれば会得する自信があるが、癌患者と接していないので自信がない。あなたにとってC先生が最高の医師で交通の不便を我慢しても命には替えられません。
 要するに癌患者を診察したいという自分の都合を向こうに置いて、患者である私のために「C先生に診てもらいなさい」と言って下さったのです。やはりA先生は口腔癌発見の高い技術だけでなくモラルも高いよいお医者様のようです。

2015年8月16日日曜日

無肥料栽培ピーマンは枯れるかもしれません。嫌われ者の蜂も正義の味方です。(敵の敵は味方なのです)

最近招かざる家庭菜園の客人、蜂をよく見かけます。蜂の一刺しがありますので踏切と同じ黄色と黒のこの危険な昆虫が好きな人はいないでしょう。嫌われ者の蜂なのです。我が無肥料栽培家庭菜園に蜂が大好きなオモチャでもあって嫌われ者の蜂さんは遊びに来ているのでしょうか?まじめに考えて食物を探して生きることに精一杯の蜂さんは生殖は女王蜂だけなので、食べ物以外に興味がないと結論付けるのがまじめなブログの書き方です。一般の働き蜂は幼虫の餌の昆虫を探しに来ているはずです。よく見かけるとは蜂さんの餌であるピーマンなどを食べている害虫が見逃せないほど増殖しているという可能性が高そうです。
一昨年、昨年、今年とピーマンは3本です。3本同時に撮影しましたが、真ん中のピーマンが成長が悪いようです。これまでの注意深く観察してきた経験では害虫は将来性のある野菜を傷つけるほど悪くなく弱った野菜につくようです。蜂が止まっていたのも3本の真中のピーマンですし、成長が悪いのも真中です。
3本の真中のピーマンはこの写真では右側です。やはり枝も細く葉っぱも元気がありません。
下の方の葉っぱにムシズが走ったような痕跡があるようです。
枝を折り裏を見ました。日光から隠れるようにアブラムシかこれを餌とする肉食系の赤いダニのようなものがいっぱい。
真中のピーマンの別の葉にも害虫が。敵の敵である蜂はこれが目的で訪れていたのです。さて大量発生中の害虫の対処方法ですが、慣行栽培では消毒でしょうが無肥料無農薬栽培を標榜する家庭菜園です。私が思うに消毒薬の本当の害は野菜を食べる人間よりも降雨で流された農薬の最終受け皿、受け手である土壌に悪影響を与えるのではないかと思います。最近は発癌性など人間に対する毒性の強い農薬はほとんど使われていなく、農薬は人間によって最近もたらされてきたものなのでこれまで無肥料で培ってきた土壌細菌に甚大な被害をもたらせるのではないかと考えています。5年間の無肥料栽培を一瞬で水の泡にするような野菜に有益な土壌細菌の死滅です。したがって対策としては来年は大麦でも植えて虫の付かない丈夫なピーマンを栽培する。今年は害虫に負けて枯れるのを覚悟して、自分が育てたピーマンを信じることに決めました。前に里芋が自分で病気を治したように今回もピーマンが防衛のためにアブラムシを撃退するような物質フィトンチッドを分泌する奇跡を待ちます。何もしないのが今年の対策です。