5年に1回ですがとても憂鬱な時期が来ます。そうです運転免許更新です。特に視力検査が自信がないのです。1秒程度で「コレは?コレは?これ?と3回確認されたら上下左右が返答できません。10年以上前、府○試験場ではたまたま検査官の機嫌が悪く何か時間が足りないと焦っていただけかもしれませんが、○○試験場と聞くだけでコンタクトレンズの交換ともう一日の休暇申請の悪夢がよみがえります。今年も更新手続きは近所の○○署でしました。行く前に費用などを確認のため電話しましたが、試験場なら即日公布ですとか言って試験場を薦められました。雰囲気的に来てほしくないようなのです。あのような冷たい対応の試験場は行きたくないのです。○○署も免許更新費用6600円の収入になるのに、更新を○○署でするのは決して悪い話ではないと思うんですが。費用6600円の内訳は更新証書2500円講習費500円郵送費800円これらは国庫行きでしょうが、写真800円と安全協会会員費2000円は安全協会の収入となりOBのお金になるはずです。
○○署に隣接する警察OBの再就職先の交通安全協会で手続き書類を作成してもらいます。写真も交通安全協会で撮影します。15年前は駅の写真室で撮ったのを持ち込んだかもしれません。とにかく視力検査パスのためにはすべてのお金を交通安全協会に払うことに決めました。実際お金は視力検査パスと無関係だと思うのですが。
交通安全協会で6600円支払うと書類を作ってくれ隣接する○○署の視力検査を受けてくださいとのことです。検査の受付にはアラフォーより少し上ぐらいのお嬢様が居られました。ヘタな作り笑顔と「どうかよろしくお願いいたします」丁寧な最敬礼をしました。お顔を拝見してこの女性なら通してくれると確信のようなものがふつふつとわいてきました。検査手順は「こ れ は ど う で す か ?」とかよく見させて下さって20年以上前の試験場とはエライ違いなのです。彼女のためにあまり書けないのですが、一つだけとてもありがたい示唆もございました。検査終了を知らされた時、受付テーブルに両手をついて額をテーブルにぶつけるようにドゲサのようなポーズで「ありがとうございました」お礼を云いました。目を上げてチラリと彼女のお顔を見ますと横向いてソッポを向いていました。後ろに立っている上司と思われる男性警察官も横を向いていました。彼女はそんなにお礼をされると私が便宜を図ったように思われるじゃないの。私の立場も考えてね。でも少しゆるんだ口元は露骨な感謝ポーズでも腹を立てたような悪い気はしなかったと思う。
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