2017年8月13日日曜日

無肥料栽培には接木でない普通のピーマン(実生苗)のほうが向いているようです

家庭菜園用の苗には種から育ててた実生苗と同じ仲間の野生種に近いような丈夫な台木に過食部分を沢山収穫できる優秀な枝芽などを接木した接木苗があります。今回購入したピーマンは4本です。内訳は実生苗2本接木苗2本です。接木という手間がかかった分付加価値もついて接木苗のほうが高価です。
接木苗1号です。結実は一番早くすでに数個収穫しました。しかしその後がいけません。葉っぱが十数枚以上秋でもないのに落葉したのです。一部の根が腐っているのかもしれません。収穫が一番早かったのに落葉後花が咲かないのです。黄色い花が咲いて実が成らない山吹より劣ります。現在花が咲かないというのは、将来実が成らないということです。
接木苗2号です。結実収穫は4本の内2番目に優秀です。しかし葉っぱの密度が低く将来あまり期待できそうにありません。左に移って写っているのは次の写真実生苗1号です。
実生苗1号です。これは購入後2週間ほど気温が低いため屋内で水をやりながら育てたのです。その時先端の成長点が腐ったのか枯れたのです。現在の新芽はすべて脇芽から出た葉っぱです。接木苗の半分以下の伸張ですが葉っぱの密度が高く将来が期待できそうです。丈が低いのは時間が解決してくれそうです。
実生苗2号です。実生苗1号と同じく身長は接木苗の半分以下ですが、新芽が下のほうからよく出ており葉っぱの密度がさらに期待でき樹勢が強そうです。結実収穫数はNO1です。購入価格は接木苗が280円前後、実生苗が50円と接木苗が高価ですが購入数が少ないためにあまり気になりませんが来年は実生苗だけにします。この菜園は無肥料の培養土なのです。施肥をする普通の栽培ではないのです。優秀であるはずの接木苗が実生苗に劣っても不思議ではないでしょう。

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