2012年4月7日土曜日

癌検査 4度目はアウトで当たり

舌の生検を取った翌日朝から舌は勿論、両耳と喉が痛み仕事を休みました。
家で真剣に隣町耳鼻咽喉科A先生の態度、言葉を反芻するに癌の疑いがいよいよ濃くなりました。しかしこれまで3度のがん告知の危機があったのです。
2000年ごろです。会社の健康管理で便より潜血があったとの通知があり大腸の内視鏡検査を受けてほしいとの健康管理医からの業務命令が来ました。当然大腸がんの疑いがかかったのです。内視鏡検査を受けると円錐を底のほうで底辺と平行な平面で切ったような扁平なできものが見つかったのです。すぐに内視鏡より電線をその平べったいポリープに巻きつけ焼き切ってくれました。大腸は神経がないそうで全く痛みませんでした。平べったいポリープは前がんのようなもので放置すれば発癌の可能性が高いものだったそうです。おかげでそれ以降、検便で潜血が検出されることはありませんでした。
2番目は2004年でしょうか。仰向けに寝ていると背中が痛むのです。原因は高さ1cm太さ5mmほどの大きなイボができているようなのです。寝ているとき敷き布団でイボが圧迫されて曲がった時が痛いのです。仕方なく市民病院皮膚科に行くと、若い先生が「すぐに手術をします。」とこちらの了解も取らないで真剣な顔で手術の準備をしだした。皮膚がんを疑っているのかなと心配になりました。10分ほどで手術は終わり生体検査に出すので何日に必ず来てくださいと言われた。恐るおそる行くと大きなイボは血管を伴った良性の腫瘍でしたとのことです。もし癌なら大変でしたとのことでした。
3度目は昨年です。毎月血糖値を測っていますが、昨年5月6月と血液検査結果に異形リンパ球検出とあったのです。内科医はATL発病の疑いがあると言い出したのです。成人T白血病は発病すればまず助かりません。目の前が暗くなりました。親族に鹿児島出身の人がいないかと尋ねられました。そんな人はいないと言いましたが何度も同じことを聞かれました。南九州に多いらしいのですが私の記憶では高知県のほうが多かったような気がします。もう一度血液を採取して成人T白血病だけを診断してもらいました。病院に行くのは嫌でしたが、結果はそもそも成人T白血病のウイルスに感染していないから成人T白血病はあり得ないとのことでした。異形リンパ球も検出されていませんでした。いったいなんだったんだ。でした。そんなわけで今回もスルーできるのでないかと希望を持ちました。でも食事のときは痛みがひどくなっていました。結果は以下のようにアウトでした。
2012/2/7 火朝  隣町の耳鼻咽喉科へ 生体検査判定 細胞の形が悪い 悪性の舌癌の疑い。
A医師は「うちのような小さい病院ではここまでです。紹介状を書きますので病院を決めてください
舌癌でお勧めは がんセンタ A医科大 B大付属病院です。いずれも多くのデータが集積されており手術も上手な先生がいる」とのことです。家から一番近いB大付属病院に決めました。先方の診察の予約が取れたら電話するので紹介状を取りに来てください。2月13日に予約が取れ紹介状と生検の顕微鏡用のプレパレートをもらいました。相手は待っていますので必ず行ってください。そこで癌かどうか正式に決まります。どのような手術の名人、設備、薬より癌退治には早期発見が一番なのはわかっていました。

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