2つの大玉トマトが並んでいます。どちらも真っ赤ですが、赤くなった場所が違うのです。右上の三角のようなのは青いときに収穫して南向きの窓で赤くなりました。そうです前に投稿した9cmトマトです。真ん中の9cmトマトと変わらないのは下の写真のように鳥につつかれた大玉トマトです。茎に生ったまま完熟しました。発色は窓際も樹上完熟も同じです。どちらも同じようにおいしそうです。
2つの大玉トマトを裏返すと右がカッターナイフでつけた傷があり、左が大きな穴があります。2つの傷には共通点があります。トマトが傷を修復して傷がそれ以上深く癌のように浸潤しなかったのです。いわば良性腫瘍でしょうか。落ち葉に何も加えず野積みしただけの腐葉土で育てたトマトには腐食、ばい菌の侵入に対して強い抵抗性があるという証明です。鳥に開けられた穴にはコルク質のような瘡蓋で内部を保護していました。市販の有機肥料断ちした大玉トマトの地力を垣間見た気がしました。
穴開きトマトは売り物にはならないでしょうが、傷が浸潤していないので自分で食べる分には問題ありませんでした。穴開き大玉トマトは無事胃袋に収まりました。
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