さて話は変わりますが、先週日曜日、あまりの暑さに大玉トマトが枯れるかもと心配になり、大玉トマト栽培で禁じられたことをしてしまったのです。植物の温度を下げるのは土中の水です。水道水を30分かけてたっぷり水やりをしたのです。大玉トマトの根が水を吸い上げ葉っぱで蒸発させる。植物にとって最強の冷却手段です。果実には水をかけませんが、大雨と同じことになり裂果は覚悟していましたがこれほど見事に大きく深く裂けるとまでは考えませんでした。気がついたのは日曜から4日目の木曜です。月曜から裂けていたのに違いなく4日間で裂け目が腐敗しているかもしれない。売り物でないので食べられば文句はありません。せっかくの痩せる効果がある貴重な無肥料無農薬栽培のトマトです。余すことなく体調を整え痩せる効果のある無肥料栽培野菜を体内に取り込みたいのです。来年はジャガイモ、大玉トマトが失敗するかもしれません。今年と同じように大玉トマト、無肥料ジャガイモができるという保証はどこにもないのです。
大玉トマトの裂け目をよく見ると深さはゼリー状の種のところまで裂けています。糖度が高いとコガネ虫を呼び込み汁を吸われて酸化、虫に吸われると必ず酸っぱくなって腐ります。幸い味は濃いのですが、糖度はあまりありそうではありません。しかし傷口は白い幕のようなもので覆われ腐らなかったようです。無肥料無農薬野菜は腐らないのです。このトマトの味は初期のころは宇治の上煎茶を熱湯で入れた五煎目のようなものにクエン酸と味の素、塩を加えたような複雑な味でした。そんなに甘くはありません。なにせ市販の有機肥料断ちした無肥料なのです。裂け目に沿って包丁を入れました。裂け目の付近をいくら舐めても酸っぱい味はしません。要するに腐っていないのです。自分で食べる分には無肥料栽培した大玉トマトの雨による亀裂は何の心配もないということです。来年に備えて良い学習ができました。食べ物の皮や野菜くずから作った秘伝のボカシ肥料を何度か施肥していますが、有機肥料は含まれず腐らないトマト、ジャガイモという性質からはまぎれもなく無肥料栽培された野菜ということです。地面で赤く完熟した摘果した写真が無肥料無農薬栽培の野菜と証明しているのです。
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