2008年7月26日土曜日

ショウガのリサイクル(有機栽培で生姜を再生増やす)

冷やっこ 豆腐などの薬味として生姜は少量使われます。少量買っても一度に全部消費するのはまれでどうしても残ったり捨てていました。捨てる前は発芽して栄養が新芽に取られたり、干乾びした状態が多いです。そこで家庭菜園でリサイクル再生をして更に新鮮間違いのない有機栽培で付加価値をつけて再び自分で食べようと考えました。生姜には独特の匂いがあり、フィトンチッドというのでしょうかこれらは虫を撃退するようです。以前社宅時代に栽培しましたが、虫が付いているのを見たことがありません。この独特の匂いが日本人の趣味にたまたま合い薬味として利用されているのでしょう。人間に都合のよい腐敗は発酵となり、都合のよい匂いは香りになるんですね。日本語とはおもしろいものです。
袋入りのまま忘れたショウガです。熱帯地方を原産とする生姜は冷蔵庫に入れると風味が落ちるので気温が高い夏はすぐに発芽したり根が出ます。夏は食中毒を防ぐためにもショウガを多く使いますので困ります。
おろし金で下ろした残りです。左下におろし金の跡があります。大きさは親指より少し大きい程度でこうなればゴミにする以外しょうがないのです。
一番上ほどの大きさに芽が大きくなりますとたぶん大丈夫と思いますが、右のように根や芽が白い状態で家庭菜園に入れますと今夜ナメクジに食べられてしまう可能性があります。わが菜園のナメクジは生ゴミ、畳の稲ワラ、ケヤキの落ち葉など農薬に汚染されていない有機栽培で育っていますのでショウガのフィトンチッドにも負けないようです。事実5月に植えた芽を出した生姜の小片は何者かに白い芽を食べられて育ちませんでした。
そこでもう少し芽を大きくするために室内で育てます。素焼きの鉢と赤玉土を用意しました。

植えて水をやります。

このまま南向きの窓に置きます。何週間後菜園に移します。生姜にも大きくなって子孫を増やす権利があるのかもしれません。
その後の経過はこのブログに書きます。

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