2014年1月26日日曜日

無肥料栽培によるネギのリサイクル

例年のように正月は脱化学調味料で餅雑煮を作ります。ネギは必須の具です。白い部分を全部使わないで、数センチ残します。残した根付きの数センチのネギを家庭菜園に植付け芽を出し成長させ再利用するつもしです。有機分が多い環境で育ったネギは恐ろしいほどの甘みを出します。写真は植付け後1週間経過後の植え付けた青ネギです。
しかし、無肥料栽培によるネギのリサイクルでは心配があります。現在1月でもうすぐの3月はネギ坊主の季節なのです。通常栽培なら2ヶ月あれば収穫できるのですが、問題は無肥料栽培では根付いてから成長開始まで時間がかかるのです。2013年の大玉トマトでは一ヶ月、ピーマンでは二ヶ月間根が十分張るまで成長が止まりました。気温と日光が十分ある夏季でもこれだけの時間がかかりました。ネギは本来冬野菜ですが、気温日照とも夏季に比べて極端に落ちる1月以降3月のネギ坊主までに収穫できない可能性が十分過ぎるほどあります。本体が未熟の状態ではネギ坊主の開花が少しずれるかもしれませんが、3月に入るとネギ坊主の準備のために本体のネギの葉が硬くなるかまずくなります。そこで止むを得ない究極の対策として決断したのです。無肥料栽培に影響の少ない秘伝のボカシを植付け1週間後の雨の前日に使うことです。これで成長が早まると期待します。上段の黒いのは松葉の腐葉土と秘伝のボカシが混ざっていますが、下段の黒いのは全部秘伝のボカシです。

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