写真は1月1日撤去直前のピーマンの木です。ピーマンは1年草の草の部類かもしれませんが、この根もとの幹は木より硬かった。この左、右奥のピーマンも一応3本仕立てで育てました。左側のピーマンの3本の枝のうち、右側の1本だけが2等辺3角形の奇麗な柔らかいピーマンの実が収穫できました。11月ごろ切った左の2本は中央部が膨らんだだるま形の美味しくないピーマンかクシャクシャの実がなったのです。実だけでなく葉っぱも膨らんだり歪んでいました。こうした現象を説明できる理由は病気が一番ふさわしいようです。
右手の奥の方の株ですが、200個以上の実を供給してくれました。病気にも罹らず奇麗な2等辺3角形の無肥料栽培らしい美味しい実を供給してくれたのです。残念なことに左側より家の陰に近く写真でも右側にモルタルの家の外壁が写っています。早い話が最初の左側のピーマンより日照時間が短いのです。家の陰で午後にならないと日光が当たらない位置でした。出来そこないの左のピーマンと位置が逆転していればよかったのですが。左の病気のピーマンと右の美味しいピーマンが採れた根もとの幹の対比です。2本の大きな違いは病気持ちの左には気味の悪いコブが多いということです。コブは主幹だけでなく枝の方にも広がりました。8月の末ごろコブが目立つようになりました。
わかったことの結論。この病気は羅病するといかに無肥料栽培でも里芋の白い葉っぱのように自然回復はしない。だるま形やクシャクシャのピーマンの実がなったり、幹にこうしたコブを発見した時は諦めてピーマンの樹を撤去する以外の対策はないということです。あきらめるにしくはなし。来年からそうします。これがピーマンの見おさめですが6月から年末まで美味しいピーマンを供給してくれてありがとう。寒波で枯れる前に撤収させていただきます。お疲れ様でした。
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