2012年6月30日土曜日

ジャガイモ収穫 2012年のジャガイモは菜園始まって以来最低の収穫量でした。夜盗虫発見

2012年6月10日収穫のジャガイモの収穫は家庭菜園開園以来最悪でした。最悪とは収穫の量的な面です。
 1株に小さいイモが2個だけです。昨年までは4個最低でも3個は新しいイモが付いていました。これは松葉の腐葉土を多く仕込んだ箇所です。凶悪な松葉の毒素に当たったのでしょうか。負け惜しみですが、松葉の腐葉土を多く仕込んだ場所は家の陰で午後近くにならないと陽光があたらないようになっています。松葉の毒素より日照のせいとそう思いたいのですが、収量が悪いのは事実です。松葉が悪いのか検証は来年の課題です。
 同じ循環型菜園のトマトの手入れも欠かすことはできません。花芽1段当たり大玉トマト2個を保持するためには余分な青い果実を除かなければなりません。真ん中の少し大きな実は少し手遅れになった大玉トマトの実です。よけいな栄養を与えたようでもったいない。
 これは平年並みで1株4個の新芋が取れました。早朝から日光が当たる場所でした。ただ右の方に茶色くなった種イモが見えるのが気になります。
 ジャガイモ収穫後の全景です。赤い袋が何かは次の次の写真で分かります。
 5月の末からジャガイモの葉っぱ全部に穴があきました。犯人はこれです。昼間は地表の枯れ葉の中にいる夜盗虫です。太陽が沈んだ夕方野菜の幹を登ります。そして大切な葉っぱを食べて大きくなるのです。なんだか連休後のジャガイモは夜盗虫を育てたようです。夜盗虫は消毒も効かない気がします。消毒で死なないのです。
前の写真に写っていた赤いのはジャガイモ収穫後に植える里芋の種イモです。すぐに植え付けます。夏の時期は短く、家庭菜園も狭いのです。
 連休中の大きさがきれいにそろったジャガイモです。きっと3年ぶりの何もしていない腐葉土、1年野積みした落ち葉腐葉土投入でこの上ものを見る限り大いに期待したのですが最低の収量でした。農業の奥深さをかみしめています。
岩手の切り炭の紙袋に収穫したジャガイモを保存しました。一つだけ今年のジャガイモが優れている部分があります。それはこのまま3週間経った30日の現在も腐るジャガイモがないということです。昨年までは冷蔵庫に入れないと1週間ほどで生魚が腐ったような匂いを出して腐り始めたのです。それから昨年収穫したジャガイモの表面にはイカの吸盤のような小さい円形の傷が無数にあったのですが今年はきれいな芋です。外見上は4年連続した連作障害を1年野積みした落ち葉腐葉土は解決したようです。

2012年6月23日土曜日

舌癌ステージ診断 T2N0でステージⅡ

主治医のC先生によると治療方針を決めるまで3つの検査が必要でした。
舌癌の大きさと首のリンパを調べるCTスキャン、MRI PETです。いずれも性能を十分に出すには  象映剤 が必要で象映剤注入のための条件が腎臓のクレアチニンが正常値を持つことだそうです。この点糖尿病で腎障害があればオチオチ癌にもかかれない。最先端の機器で転移などの進行状態が分からず確実な治療ができないというリスクが発生します。幸い私の場合は糖尿合併症がなく象映剤注入可能でした。2月の20日ごろ検査が終わり舌癌の最大径が26mm リンパなど他に転移がなくT2N0でステージⅡという診断でした。長さが26mmで幅が5mmの細長い舌癌でした。2cmを超えているので普通は首のリンパ節を除去するのだそうですが、先祖の加護かもしれませんが私の場合特に画像の精度が良く普通は造影剤を入れて5mmまでの癌が判別できる性能だそうですが、もっと小さいのもあれば映っているかもしれないが全くない。教授が入った会議で舌の癌だけを除去してリンパ節の除去はしないという手術方針が決定されたそうです。手術は3月6日と決まりました。
 1月10日ごろ自覚症状発生 1ヶ月後の2月13日で3人の医師による舌癌確定 2ヶ月後の3月6日に手術と順調に進みました。ありがたいことにT2N0で早期癌です。
PETかMRIの画像か忘れたのですが、舌の右側が超新星爆発のように光の筋が舌の右を中心にして真っ白に広がっていたのでどうしてこんなに光のスジがあるのですかと主治医に聞いてみると、特別画像の質が高いと光のスジが出るそうです。感度が良くもし小さい癌があればこれほど感度が良いと必ず映るのに舌以外は黒いから私たちは転移はないものと判断したと説明されました。

2012年6月10日日曜日

初めて収穫した大玉トマトの直径を求める

 ついにカッターで傷を付けたまま収穫しました。昨年以来最大の大玉トマトです。一番大きいとかあいまい表現なので直径を測ってみました。
 桐の箱を使って垂直面を出します。左の位置を決めました。
 右の位置を決めて線を引きます。
2本の直線の幅は9cmでした。直径9cmの大玉トマトです。無肥料栽培で市販のよりかなり大きいです。秘蔵のボカシも油粕、牛糞、米ぬかなど肥料分は入れていません。もっぱら野菜くず中心です。あとは味が問題です。

ボカシ投入で悩んでいます ボカシを撒くか見送るべきか

最初のボカシ投入から一カ月が過ぎました。結果的には最初の秘伝のボカシ投入の時期と量は正解でした。最初のボカシ投入時は1段目の花房が開花したタイミングを狙いました。今の時期、状態は5段目の花房が開花しています。3段目の花房の黄色い花は落下してパチンコ玉より小さいトマトの粒がついています。2段目はピンポン玉の大きさです。現実は大玉トマト予備軍は次々と育っています。このままでもよいのですが、一度目のボカシ投入から一か月以上経ち梅雨の長雨がいつ来てもおかしくないお天気です。長雨とボカシの組み合わせは昨年と今年で抜群の相性であることは証明されています。やるならボカシ投入は今なのです。そして5段目の花房を出した割には大玉トマトは背が低くずんぐりしており少し心配なのです。枝葉3枚毎に花芽を出しているのは確かなのですので何か間違っているというわけでもないでしょうが大玉トマト本体の丈が短いのが気になります。施肥するなら今で失敗すればすべてをなくしていまうかもしれません。
結局ボカシ投入することにしました。他のプログにも2度目のボカシ投入はすると書いています。根元から出来るだけ離れた場所にすることにしました。2本の間隔は80cmです。その真ん中40cmにボカシを撒きました。
なんでも自然農法のブログを読むと無肥料栽培で大玉トマトを育てると花房が複数出ても背が低いままとの記述もあります。それならこのままでもいいのですが、早く大きくしたいという自分の都合もあるのです。こうした優れた大きなトマトがどんどん育ってほしいものです。

2012年6月9日土曜日

おめでたいはずの大玉トマト最初の一つ目の収穫が大変なことに

 4月4日に苗を植えて30日目で一段目花芽開花でボカシ投入、その後の果実の間引きなどを経て、65日目これ以上大きくならないまで1つのトマトが育ちました。見た目白っぽいのです。写真に写っているのは青いのですが先のほうは白いのです。昨日の早朝成長が止まったと急に収穫を決断しました。そして早朝の慌ただしい出勤前に最初の一つを収穫したのは間違いでした。左側に大きな傷があります。この傷は水のやり過ぎなどでトマト自身が地割れしたのなら仕方がないとあきらめがつくのですが、収穫時の不注意によるものなのです。
大玉トマトの茎から大玉トマトを切り離すのにカッターナイフを使ったのが大間違いでした。すぐに切れるとの見込みでしたが思いのほか硬く力を入れ過ぎたのです。そして切断できたのはいいのですが、余った勢いで肝心の果実まで大きな傷を付けたのです。悪くするとこの傷がもとで全部が腐ってしまうかもしれません。南向きの窓際に置いて赤くなる前にばい菌の侵入を許し全部が腐る恐れが出てきたのです。しかし1つ望みがあります。
 このトマトは純然たる落ち葉だけで作った腐葉土で育てた無肥料栽培の大玉トマトなのです。当然ばい菌に対する抵抗力は化成肥料などで育った水を管理した温室栽培のトマトと大差があるはずです。この大きな傷も自動修復しておめでたい初物として口に入れられるかもしれません。売り物でないので腐敗さえしなければ問題なしです。またこれが腐って食べられなくとも大玉トマト予備軍は次々と育っています。この傷は1日たった今よく見るともう乾燥してばい菌が侵入するような状態ではありません。希望が持てます。ありがたいことに手にケガをしなかったのは幸いでした。ご先祖様の加護があったのでしょう。
次回からは収穫時にナイフ系の刃物を使わないでハサミを使えばいいのです。気を付けます。