畝の間の溝には野菜とは違うような植物があります。多くの肥料分を横取りすると考えられて農家の嫌われ者、ギシギシです。4月6日にスコップで掘り、溝に3本植えました。郷里にいたころギシギシを掘った経験があります。中央の太い根がどこまでも硬い農道に地面と垂直にゴボウの根のように小石の間を縫うように地下に入っていたような気がします。期待するのはギシギシの主根です。
我が家の敷地は昭和20年代住宅地に再開発される前、水田だったらしいのです。前の地名にも○○荘と昔の荘園を思わせるような地名が残っています。水田なら50cm地下に水を逃さない粘土層が大昔に作られています。水田から果樹園など畑に転用するためにこの粘土層を破るそうです。しかしこの役目をギシギシと大麦の根に頼るつもりです。水田の粘土層のおかげで大雨のあとは長靴が要ります。このように水が抜けないのです。高い畝になっているので水が作物であるジャガイモなどに影響はないでしょうが、家庭菜園を手入れをする私には溜まった水は困ります。
なんとかコンパニオンプランツに硬い土の層に穴をあけて根があけた穴を通じてその下のミネラル層に家庭菜園の作物の根を導きたいのです。真偽は不明ですが無尽蔵の窒素リン酸カリが存在するそうです。無肥料栽培の作物は大麦の穴を伝ってこの粘土層の下のミネラルを吸収するそうです。そして無肥料なのに豊かな収穫が期待できるそうです。
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