2013年4月2日火曜日

無肥料栽培の欠点 成長が遅い

写真の主役は水道の蛇口とバケツに入った水です。この二つの主役にはには因果関係がありそうですが、実はこの二つには因果関係がありません。水道の蛇口を空けてバケツに水を入れたわけではないのです。バケツに入った水は雨水を貯めたものです。殺菌剤が入った水と天水の対比です。当然ジャガイモなどの作物に上げるための水です。水道水は日照りが続き放置すれば作物が弱るような非常時に使うようにしています。なるべく土壌菌のために水道水は使いたくありません。
これは昨年秋に蒔いたほうれん草です。今年2月に1年間野積みしただけの落ち葉腐葉土を鋤き込むために発芽したばかりのほうれん草を植えかえて場所を移しました。場所移転のハンデを考えてもいくらなんでも成長が遅すぎます。時間的にはもうスーパーで売られているような最低下の写真程度には成長しているはずですが、人間でいえば乳幼児です。成長を早めるために焚火の跡から採集してきた草木灰を蒔いて、掛けている水はバケツの天水です。自然界では滅多にないでしょうが、自然発火した野火により野山の野草が草木灰にありつける可能性はあります。人工の化成肥料を与えると無肥料栽培になりませんが、少しくらいの本物の草木灰は自然栽培で与えてもよいと考えます。ほうれん草の成長が待てないくらい遅すぎるのです。
この写真は右半分を1年間野積みしただけの落ち葉腐葉土を鋤き込んだ状態です。左に写っているのは8月に発芽したほうれん草です。少しでも成長させてから収穫しようとほうれん草がある左側を鋤き込むのをあとにしたのです。8月から翌年2月いくら考えてもほうれん草の収穫まで6ヶ月は長すぎます。無肥料栽培は相当根が伸びないと成長しない。根が数十センチ以上になるまで時間がかりそれで成長が遅いと他の無肥料栽培のブログに書かれていた。無肥料栽培はアクやえぐみがなく美味しい。脂肪を減らしたり体調を整える。エコ栽培です。などといいことずくめですが、欠点もあります。そうなんです。肥料がない分成長が遅いのです。



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