2013年5月26日日曜日

大玉トマト第一花房が不着果ですが、大丈夫でしょう。1段目がダメでも2段目は順調に結実が進んでます。


大玉トマトの樹高は1週間前より20cm伸びて約80cmです。奥から4番目の大玉トマトは4月27日土曜に第一花房 1段目花芽が開花しました。そこから1っか月経っても着果を示すパチンコ玉大の青い大玉トマトの実は見えません。花が枯れたガクだけです。これから実は大きくなるかもしれませんがこのままの可能性が高いです。というのは花から茎への線、人間でいえば胎盤でしょうか、線が細いのです。背景に金属メジャーが映っています。第2花房は5月20日頃開花しました。
同じく金属メジャーが映っています。同じ株の大玉トマトです。しかしこれは2段目の第二花房です。前の写真では黄色い花が枯れていますが、この花は開花中で鮮やかな黄色い花です。手前中央と左端に計2個の着果を示すパチンコ玉大の青い大玉トマトの実が見えます。花から茎への線が太くしっかりしているので順調に収穫できそうです。言いたいのは、第一花房が不着果ですが、第2花房は着果したという事実です。「トマトは、第1花房に着果させることが、株の実つきをよくするポイントです」他のブログなどでは1段目花芽の着果が収穫のための絶対条件のように喧伝されています。そしてぜひ必要なのが、着果ホルモン剤を購入して使用して第1花房着果を確実にしてくださいと書いています。大玉トマト着果ホルモン剤を製造販売するメーカに大変都合が良いようになっています。2011年の秋生まれて初めて大玉トマトを収穫した時も第一花房、第二花房ともに実が1cm以上大きくならずに第3花房でようやく絶縁テープ大の大玉トマトを収穫したようです。今まで2年の経験ですが、第1段目の結実は以降の収穫のためにそれほど重要なものか疑問に感じます。
奥から5番目の第一花房です。これは順調にパチンコ玉大の青い大玉トマトの実が見えます。
奥から3番目の第一花房です。これも線が細く不着果で結実しないようです。実生トマトです。
奥から2番目の第一花房です。 2個の花は自然落花して残った2つも線が細く少しくびれて触るだけでポロリと落ちそうです。結実は無理のようです。
一番奥の大玉トマトです。一つ撤果したので一つだけが写っています。これは見事で収穫が約束されたようです。5本のうち第一花房が不調なのは3本です。実生の鬼ヶ島童子家庭用、接木の鬼ヶ島童子贈答用2本です。接木の鬼ヶ島童子蜂2本は第一花芽は順調です。4月27日土曜に第一花房開花は樹が20cmで購入した時から育っていないのに生殖活動をした。人間でいえば小学生中学生で妊娠したようなものです。花が早すぎたのでしょう。樹高が60cmを超えればもう大玉トマトの実を育てられる体力が付いたのでしょう。「トマトはナス科の野菜なので、連作障害に注意します。」このような連作障害の注意お触れもよく見られます。しかし私は、大玉トマトは3年連作中、ナス科としては6年連作で野菜栽培のタブーにどっぷり浸かっています

5月第4週の胡瓜と大玉トマト。ど根性トマトの初花。着果ホルモン剤不使用で着果させる無肥料栽培

4月20日購入して植えた接木キュウリです。無肥料のせいかほとんど成長しませんでしたがもう1本の胡瓜はツルを出していました。そして今日5月25日初花を開花していました。花の下には赤ちゃんキュウリが出来ています。受粉すれば種ができて親もキュウリを育てる本気になるのでしょう。
もう一本の胡瓜は菜園の端っこ自転車置き場の近くです。現在はジャガイモの中です。先週までジャガイモの葉っぱの下で上からは見えませんでした。しかしついにツルを伸ばし成長を開始しました。もう身長がジャガイモを上回っています。キュウリも根を伸ばして肥料がないのを思い知ったのでしょう。根を伸ばすのをあきらめ肥料がないなりに生きていこうと覚悟したのでしょう。キュウリ初収穫までもうすぐです。糠床を用意します。
ど根性トマトも初つぼみを付けました。これも順調に成長しているようです。鬼ヶ島童子家庭用の脇目を側溝に植えました。大玉トマト収穫できるか未知なのです。
着果ホルモン剤を使っていませんが、1段目の花芽に初着果です。500円玉ほどの大きさです。この大玉トマト梅次郎蜂を開発した会社のホームページには、1段目の花芽に着果ホルモン剤を吹きかけて着果促進させて確実に結実するように警告していますが、無肥料栽培すると着果ホルモン剤はいらないようです。これは奇跡の大玉トマト無肥料無農薬栽培なのです。着果ホルモン剤は使いません。
着果ホルモン剤不使用で1段目に2個着果していた大玉トマトの一つです。まだ大玉トマトの樹が大きくないので1段目の花芽には1つだけの大玉トマトにします。

2013年5月25日土曜日

痩せるジャガイモ収穫しました。無肥料栽培した新ジャガです。

収穫する気がなかったのに収穫してしまった5月18日から1週間経過、毎朝無肥料栽培のジャガイモを一つづつ食べています。今日でなくなりましたので種イモ2個分収穫します。
これが昨年の痩せたジャガイモです。右側に黒い種イモが残っています。収穫が最悪に近いしるしです。今年も3株収穫しましたが2月に植えた種イモが残っているようなことはありません。栄養がすべて吸い取られて種イモは消滅しています。昨年まで4年連作しましたが、種イモが残ったことはありませんでした。1株中玉4個でしたが、これでも一番生育の良い株でした。
ブロックの階段に2段に置いていますが、当然格段が1株分で2株収穫の意味です。これで最低6月8日まで2週間持ちそうです。そろそろ毎週体重を量ろうと思います。勿論、痩せるジャガイモを証明するためです。

2013年5月20日月曜日

大玉トマト2段目の開花です。無肥料栽培は成長が遅く大玉トマトもスタートダッシュが遅いのです。

お隣さんは連休明け時に大玉トマトの2段目は開花していました。しかし無肥料栽培の大玉トマトでは5月18日で、地上より60cmまで成長してようやく2段目開花です。これは(真中は)実生大玉トマトです。木の成長は一番でしたが、ほかの接木大玉トマト4本がすべて1段目開花という初体験を済ましているのに実生だけは1番遅れて1段目開花、そして他の接木苗と歩調を合わせるように2段目開花です。どうやら木が大きいと遅れは簡単に取り戻せるようです。慣行栽培のお隣さんは4段目の開花中です。同じ品種を作っていると気になります。余り遅れると少し悔しいです。
これは梅次郎贈答用です。左側は実生ですが、中央の鬼ヶ島童子ギフトは接木苗です。まだ秘伝のボカシは未投入なのに、茎が太いのが気になります。落ち葉堆肥の表面に置いた油かすやバークミンを除去することにしました。この今年の落ち葉腐葉土は2011年12月から2012年4月まで4ヶ月間あの腐ると悪臭を発する不浄な有機肥料、油かすを表面に置いていたのです。ダイタイ除去しましたが沁み込んだ雨水などが油かすの養分を溶かして下の落ち葉に幾分沁み込んでいるのは仕方がないと思っています。厳密に言えば完全な野積みしただけの落ち葉ではないのです。つまり4ヶ月間の油かすの残さが大玉トマトの茎を太くしているのではと心配なのです。土壌が昨年より良くなり良い土壌菌が増えて茎を太くしたならいいのですが。いろいろ心配の種をかかえたままもうすぐ初収穫の6月、我が循環型菜園は梅雨へと新たなステージに突入します。

2013年5月18日土曜日

ジャガイモ収穫を確信しました

先週ジャガイモの花が水色で満開でしたのでそろそろよせて、寄せて、上げる。盛り土を計画しました。そこで想定外のうれしいものを見つけたのです。
今年までよせ土、ジャガイモの盛り土で困っていました。当然のように、ジャガイモの茎近くの表面の土を盛り土にしていたのですが、地表近くの細かい根を切ってしまうことになります。茎の地表近くの新ジャガを守るためによせ土を実施するのですが、返って重要な細根を痛めて、結局地表の株を痛めてしまう懸念です。そこで今年から地表の土を掻きまわさないで、細かい根を傷めずによせ土をするために専用の土をあらかじめ用意しました。よせ土から収穫までジャガイモ本体を元気な状態にして、最後まで新ジャガを太らせる努力をしてもらいたいのです。今年は鹿沼土を盛り土専用として用意しました。
万が一多くの新ジャガ芋が地面を持ち上げても新ジャガイモに日光が当たらないように盛り土をしました。今年も昨年同様に少しで良いと考えていました。
上の写真の付近でしょうか。地表に小さい少し緑色の100円玉程度のこのジャガイモを見つけたのでした。これは自分で出てきたわけでなく、他のジャガイモが土の中を一杯にして押し出されたものです。このジャガイモの下はジャガイモがぎっしりということです。
案の定指で表面の土を1cmほど払うと白いジャガイモがビッシリと地面をしめこんでいました。1つの芋を手で掘り他の株の地表の土を指でまさぐるとジャガイモに当たりました。ほかの株でも同様でした。一目見て皮が極端に薄く、清浄な感じのジャガイモです。以前の有機栽培でも皮の薄さはこんな感じでしたが色が黄色くこちらの方が純粋な清浄な感じがします。これで無肥料栽培の性質を持っているならこの夏いっぱい毎日無肥料栽培ジャガイモを食べれます。新ジャガイモを腐らずに保存ができるからです。痩せる機能を持っていれば言うことなしです。痩せるジャガイモかどうかは毎日食して体重計で証明する以外に方法がありません。
さっそく試食しました。無味なのは昨年と同じですが、昨年より少し旨味がありました。皮は昨年に比べて極端に薄いです。昨年のは境界塀の基礎コンクリートをやり替えたのでコンクリートの毒が当たったのでしょう。6月になっての収穫が楽しみです。

梅雨2週間前、5月の循環型家庭菜園

例年ならあと2週間で収穫のジャガイモです。ジャガイモの葉っぱに開けられた穴は昨年より比べ物にならないほど少なく、夜盗虫の被害は今のところなさそうです。いよいよ無肥料栽培らしくなってきました。花が咲いているので盛り土をします。以前の有機栽培のように地面が割れて新ジャガが見える株はないのでたぶんジャガイモは今年も小さいのでしょう。無肥料だから生育が悪いのは仕方がないか。しかし昨年のように体重が減る機能を持った痩せるジャガイモであってほしいのです。そのジャガイモの性質だけは継承してほしい。
ピーマンの実の初物です。木に負担をかけたくないのでもうすぐ収穫します。水を頻繁にやると土が下に流れて落ち葉の砕けたものばかりが目立ちます。周囲の落ち葉が砕けたものに指がすっと入り10cm下は腐葉土の細菌が活発なのか温かいです。ピーマンの葉っぱの色が今にも枯れそうなくらい薄いので心配です。これは接木ピーマンです。

大麦の根に期待します。水田の下にある粘土で作った硬盤層に穴を空けて欲しい。

大麦の種をネットで買いました。痩せた土地で有名なドイツから輸入しているようです。西洋のドイツのように気温が低く、養分が少なく、水が悪い、日照が低い過酷な環境で生育できる大麦です。大麦なら水田の下にある粘土で作った硬盤層にも根が入りそうです。
大麦の種の色は黄色ですが、赤く染めています。染めた理由は鳥害対策と考えましたが、鳥が朱色を嫌がるとは聞いたことがなく思いついた理由の根拠があやしくなりました。今では種蒔き時に種をこぼした時、朱色なら土の上で目立つので簡単に種を拾えて、回収するのに便利です。黄色なら簡単には見つけられません。思いついた朱色の理由です。
一番小さいタガネを用意しました。
硬い粘土で出来た硬盤層に10cm間隔でタガネで穴を空けます。その穴に大麦の種を入れて土でフタをしました。水で湿らせたのは言うまでもありません。
大麦の種まきから、麦踏みを経て一ヶ月経った大麦です。ギシギシと並んで菜園の一番過酷な環境でなんとか生きています。早く穴を空けてもらって雨の後の水はけを良くしたいのです。来年からのジャガイモなどの作物の根の硬盤層への下への道しるべとなってほしい。大麦の根の後をたどって硬盤層の下の無尽蔵と言われる無機肥料を吸収してほしい。今年は無理でも、4年目の無肥料栽培は期待できそうでう。

2013年5月11日土曜日

側溝大玉トマト ど根性大玉トマトを仕立てます。当然無肥料栽培です。

現在も売られていたままのプラスチックポットに植えられた予備大玉トマト梅次郎を南側が道路の窓辺で育てています。水だけでヒョロヒョロと成長していますが、脇芽を放置していたのです。本当に欠き取った脇芽を水に差せば発根するか試したくなりました。写真の通り昨年のピーマンの再現となり、強い生命力を示しています。発根を確認したから用済みとばかりにゴミ箱にとは少し気の毒です。しかし家庭菜園には植えるスペースがもうありません。
大きくなりすぎた朝顔(想定外の生命力) 秋に蛇のように太くなった朝顔が根を張っていた場所を思い出しました。そこへこの発根した梅次郎大玉トマトを植えて生き残るチャンスを与えます。
2010年晩秋に朝顔を処分して以降あの側溝の割れ目は雑草の天下です。春になるとさまざまな雑草が生えその都度近所迷惑にならないように抜くを繰り返しました。
今年雑草を抜いた後が無数の小豆大の土の団子となっていました。雑草の根の耕す力による団粒化を観察したのは初めてです。大玉トマトのため水で柔らかくして植えられるように穴を掘っていますが、団粒化した土は、少しの力で掻き出せました。土のにおいは山の土のようにツンとした匂いはなくほとんど無臭です。
側溝の隙間の雑草による団粒化した土だけでは足りないと考え菜園の落ち葉腐葉土たっぷりの土を用意しました。少し余りましたが大雨で流された時のためにこの菜園の土は用意しておきます。
この側溝の割れ目から家庭菜園の下にまで達する穴が空いているはずです。2010年のアサガオの根は菜園に到達しているはずです。そのアサガオの根のあとを伝って、有機物たっぷりの菜園に根を届かせてほしいのです。そうすれば、ど根性大玉トマトとして収穫できるでしょう。
脇芽を発根させた大玉トマト梅次郎の遺伝子を持つ大玉トマトの新しい人生のスタートです。成長へのチャンスは与えました。あとは大玉トマトの努力次第です。どうか循環型菜園にまで根を達して大玉トマトが収穫できるまで成長してほしいのです。