2011年12月23日金曜日

家庭菜園大改造で、野菜が深く根を張れるようにしました。そして大玉トマトを切りました。

南側が道路の菜園の改造前の写真です。昨年秋に落ち葉堆肥を入れるために精一杯掘り進んだ状態です。赤○付近にクワを入れるたびにガツ ガキッと跳ね返される反動が来ました。原因は分かっているのです。大きなコンクリートの塊が3個埋まっているのです。菜園の三角形の頂点部分にはありませんが。この敷地は三分割されて売りに出される前は、病院だったそうです。昭和30年代です。その基礎か何かが埋まっているのです。水で洗うと岩ではありません。コンクリート塊なのです。大きなバールの鉄の棒を間に挟んでコネてみたのですが、バールは曲がりました。素人ではどうしようもありません。このコンクリート塊は耕作のたびに大変なストレスをくれます。
今年秋、敷地の拡張に伴い右側のフェンスをやり替えたのです。土を掘りコンクリートの基礎を埋めてその上にフェンスを立てる専門の業者です。「仕事柄、削岩機を持っていますか」と聞くと道具のひとつで持っているそうです。それでこのコンクリート塊を割って砕いて除去してください。とお願いしました。ここで問題は上からはこのコンクリート塊の深さが、不明な点です。人体のようにレントゲン撮影できないためどうしようもありません。もしこのコンクリート塊が大きくて深ければ、上から50cm程削ってくれればいいということで見積もりを依頼しました。5万円で出来るということでした。結果は、厚みは30cm程度ですべて除去していただきました。アルバイトさんと二人がかりで1日で出来たので損はしなかったそうです。

このコンクリート塊を除去した後の中央の溝です。クワが当たる音、ガキッとサヨナラできました。根の成長を物理的に遮るものはなくなったのです。これからは安心して鍬を入れられます。ストレス除去のため5万円は安いものです。菜園の三角形の頂点部、写真では昨年からの落ち葉堆肥が映っている部分と同じ深さに掘り進みました。これで夏にこの溝に水を入れても水が同じ圧力で浸透して、まんべんなく偏らないで水やりができます。この深さを眺めて急に今年も2年連続で落ち葉を集めて落ち葉堆肥を作りたくなったのです。 年が明けてから1年がかりで作った落ち葉堆肥を両畝にすき込む予定を急きょ変更して、11月に鋤き込みました。鋤き込みのためには大玉トマトを処分しなければなりませんでした。初霜が近付いているし少しためらいがありましたが、実がどんどん大きくなっている大玉トマトを処分して今年も落ち葉堆肥のために大玉トマトを根ごと処分の決心がついたのです。土が良ければ夏に大玉トマトを結実できるかもしれないという来年への期待です。

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