青い大玉トマトも南側が道路になっている窓辺に置くと、中まで真紅になりました。大玉トマトの木本体から切り離しても、完熟はエチレンなどの植物のホルモンによって進行したのです。
1本の大玉トマトから合計6個もの大玉トマトがなぜ収穫できたのか、自分なりに総括しました。思い起こせば初霜が近付いているのになおも数個の小さい大玉トマト予備軍が成長を止めなかったのです。落ち葉堆肥を畝に投入するためやむなく夢を来年の夏に託して、根こそぎ成長中の大玉トマトを処分したのです。大玉トマトの木を処分しなかったら、そして本格的な冬が来なかったら永久的に大玉トマトを生産するようでした。大玉トマトを急にいくつも結実させたのは時期的にこれしかないというきっかけを発見しました。
その契機、きっかけとは青いバケツに入っているボカシです。ボカシという言葉はネット情報であちこち見られます。自分としてはあいまいさが際立ち嫌いな表現です。現在のところ複数の大玉トマト収穫方法が確立していなくて、来年の大玉トマト栽培の自信が持てない状態では嫌いなあいまい表現しか方法がありません。この炭のように黒いボカシを投入後、大雨が降ったのです。24時間続いた小雨でした。南向き家庭菜園に設置している水道の水ではありません。天水と水道水では植物にとって違うのは経験で分かっています。雨後のタケノコのように雨の後は野菜がよく育ちます。水道水は乾燥で枯れないための非常手段と考えています。
ボカシ投入後の長雨と重なって1週間のちでしょうか、急に太い新芽が出だしたのです。写真の赤い枠で囲った部分です。幹の形は横に広がる幅広状態の新芽です。そこから出た大玉トマトの葉は深緑になってもいなく、巻いてもいないのです。肥料過多でないのに太い新芽が出たのです。記憶によると新芽より根に近いほうの写真中央の大玉トマト予備軍の成長が促進されたのです。
来年夏はこの偶然を再現するつもりです。梅雨の大雨の前にこのボカシを用意して、根の周囲に投入します。それには野菜果物の残りをしっかりぼかさなければ役に立ちません。野菜くずを完熟させた貴重な堆肥は来年も重点継続です。勿論来年夏の大玉トマト成功のためです。
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