2011年10月4日火曜日

マツタケ専門店を見つけました。現在は松茸だけを販売しています

 京都市内のとある商店街に紛れ込みました。糺すの森に向かっている時、寄り道をしたのです。これまで見たこともないお店を見つけたのです。まつたけの単品販売の専門店です。大ぶりに編み上げた青い竹かごが壁にかけていました。これで中にまつたけを入れて店に届けられたのでしょう。以前の失敗で数千円を棒に振ったのを思い出し、ちらりと見ながらゆっくり通り過ぎました。さらえまか: まっ、まっ、まつたけを買いました 日本産との触れ込みです2009年9月に買った松茸が日本産でないのはよくわかったのです。相当な関心をもって通り過ぎた後、同じ商店街で喫茶店を探しました。とりあえず地元の評判を聞いてみようと50m離れた喫茶店に入りました。咽が乾いていたのでお水とアイスコーヒーも欲しかった。煙草も欲しくなった。そこでおしゃべり好きなママに外国産を日本産という触れ込みで販売していないかなどとそれとなく聞いてみたのです。そんな噂はないとのことでした。以前買った場所は一見客が多い有名観光地、近くに有名料亭が多いこの商店街でそんな商売をすれば客が寄り付かなくなるとのことでした。喫茶店を出てすぐに引き返しました。立ち止まって丹波産と表示の松茸を見ていたが店員は近付いてこないのです。この態度で性懲りもなく購入を決めました。子供のころ郷里で経験したあのコリッとした歯触りをもう一度経験したいの思いが強くなりました。

 これが丹波産のマツタケ2本で五千円でした。前のより水分が多くみずみずしそうでした。日本まで何千キロも輸送すると表面の乾燥は避けられない。今回のは匂いがあまりしないのが気になりました。
 炭火をおこしました。2009年9月の時も焼きまったけをしようとしたのですが、手で裂けないのです。裂こうとすると折れるのでした。仕方なく包丁で切って土瓶蒸しにしたのが本当の事情です。
しかしこの丹波産と触れ込みの松茸は手で裂けました。茎の繊維がしっかりしているのです。満足したのはコリッとした歯触りです。そして噛むと少しヌメリがあったのです。前のはぼそぼそとした歯ごたえでした。香りは今回よりありましたが。間違いなく日本産でしょう。
 看板に松茸専門店と書いていたのにびっくりしたのはまつたけの季節は今の時期だけで長くて3カ月です。12月から8月までは何を販売して暮らすのだろうかという余計な心配です。正月以降再び訪れてこの店が何を売っているのかまた楽しみが増えました。

2011年9月17日土曜日

ロウソク立ての針を覆うのでなく、針を埋め込み安定させました(アルミのフタから木の台に変えました)

 アルミのフタをリサイクル再利用して、ロウソク立ての針を覆うのは風呂桶に板でフタをして、上に物を置くのと同じです。さらえまか: 種まで愛してリサイクル 風呂桶の再利用参照願います。風呂桶に板でフタをするとお湯を入れたり、保温性、物を入れる機能にフタをしてただの台にしかなりません。台なしにするのです。同様にロウソク立ての針を覆うと、針で不安定なロウソクを安定させ支える機能もフタをしてしまうのです。事実、アルミのフタの下方を切りこみを入れて広げてもロウソク台の硬い磁器と柔らかいアルミとすれ合う部分がよく滑り不安定なのです。滑ってアルミのフタが傾いたりして、結果ロウソクが傾きます。そんなことを繰り返している中、先祖のお力添えがあったのかよいアイデアが浮かんだのです。針のフタをするのではなく埋め込むという方法です。埋め込めば針を支えにしてローソクの台は安定します。ロウソクの台を傾けようとすれば針そのものを曲げなくならないからです。埋め込む台は木製で埋め込む手段は針と同じ太さの細い穴にしました。木は加工が容易なバルサ材にしました。
石をくり抜いた灯篭用にバルサ材を出刃庖丁で円形に削ります。今回はガラス製のローソク立て用を紹介します。上の空気穴から雨水が入らない石灯籠にも応用が利きます。薄刃なら刃が傷みますが出刃なら大丈夫です。
バルサ材に細い穴をドリルであけます。
ロウソク台の針が穴にしっくり収まることを確認しました。
墓前でローソクの台をアルミのフタからバルサ材の台に乗せ換えをしました。
バルサ材の台に開けた穴の中に針が埋め込まれローソクが安定したのを確認しました。
アルミのフタよりバルサ材の台のほうが上の面積が広く水平な分だけなんとなく安定感が感じられます。埋め込まれた見えない針がそうさせているのでしょう。夕方遠くから私の墓を見るといつまでも消えない電球では表現できない柔らかい光を気味悪いと思う人もいるでしょう。
 火の玉と感じた人は勇気を出してご自分で柔らかい光を確認に来れば納得するはずです。

2011年8月21日日曜日

数万円分の粉を出して勝負砥石がよみがえった(天然仕上げ砥石に厚みがある理由)


  以前砥石のゴミを取るためにさらえまか: 平面研ぎをすると仕上げ砥石が当たります(天然砥石の宿命)でご紹介したように、当たる砥石の大きなゴミを除去しました。歯医者さんが虫歯を削るように除去は出来たのですが結果、大きな穴が残ったのです。直径1cmもありきめの細かい仕上げ砥石を使うとき今度は刃先が大きな穴を通過する時少しあたり異音がするようになったのでした。根本的な解決は穴の深さの分だけ砥石をすり減らすことです。それは大きな2つの懸念があります。タダでさえあまり厚くない勝負砥石が3mmほど薄くなります。また新たなもっと大きな砥石のゴミが現れてくるかも知れないのです。ここは運勢の吉日を選んで砥石の全面ををすり減らすことで砥石の穴もすり減らすことにしました。
用意した道具は、廃材をリサイクルした作業台、値段が一番安い人造の荒砥石です。廃材をリサイクルした作業台の上に新聞紙を敷き、かんなを止める止め木で勝負砥石を固定します。それから30分ほど青色の荒砥石でひたすら穴のあいた面を削りました。勝負砥石の値段から計算すると数万円の粉を出して大きな穴がなくなりました。もったいなかった・・・・・・・・・。
          
 上の写真の水色の輪の中にあるのが穴が消えた跡です。少し勝負砥石にシミが残っていますが、これ以上最上の仕上げ砥石を包丁を研ぐ以外で削るのは忍びなくここで荒砥石で削るのを中止しました。この勝負砥石のシミはこの上にあった砥石のゴミの終わりのシミなのか、この面より下にあるかもしれない大きな砥石のゴミの始まりのシミなのか神のみぞ知るものでしょう。上にあった砥石のゴミの終わりのシミであってほしいものです。2011_08_21現在、終わりのシミらしくだんだん薄くなっておりほとんど見えません。両手四直紋が幸運をくれたのかもしれません。

2011年7月18日月曜日

黒い土の家庭菜園でジャガイモの収穫(2010年春)

2011年3月に入っても春菊が収穫するにはまだ早くこれがジャガイモ植え付けのリミットとばかり春菊の間に種イモを植えました。例年なら2月の上旬には植えていますので一か月も遅れています。6月にはジャガイモの茎は枯れ地下の芋を放置すれば梅雨の雨で腐りはじめます。4月2日ジャガイモは発芽しました。
 青いバケツに入っているのは風呂桶の再利用で生ごみを堆肥に変えたものです。2009年ケヤキの落ち葉の堆肥を仕込んでから連作に次ぐ連作で地力も相当疲弊しているはずです。これだけの堆肥を果物の皮、茶葉を煙草の灰で乾燥させたものなので作るには4カ月分の野菜くずなどを必要とします。貴重なとっておきの堆肥なのです。
              
 最後の写真は2011年6月4日収穫した2株分のジャガイモです。盛り土もしたし、茎が倒れないように支柱も立てました。風呂桶で作った堆肥もむなしく2009年落ち葉堆肥を仕込んでから最低の収量です。掘り出した直後は、色は白に近く輝くような薄い黄色です。茹でたジャガイモの皮は向こうが透けて見えるほど限りなく薄いのです。そして味、歯ごたえはポテトのホクホク感はなく、里芋のようにネッチョリモッチリです。タンパク質が多いのが分かります。北海道十勝産、静岡の三方が原産よりもおいしいのです。もっともカレーに入れれば区別はつかないですが。す茹でして何も付けないで食べると落ち葉堆肥で作ったジャガイモの価値が分かるのです。

2011年7月3日日曜日

黒い土を維持するために、青葉を入れています

 我が家の循環型菜園のもともとの土の色は車で10分の墓地の土の色と同じです。引っ越してきた当時の家庭菜園はこんな色の土でした。
畳のワラを入れたり落ち葉堆肥を入れたりで数年の努力の積み重ねの結果、黒い土に変わりました。 さらえまか: 畳のリサイクル参照願います
毎年5月に近ずくとイネ科の雑草が50cm程に育ち6月には種を付けて枯れます。種を付ける前に刈り取ると栄養が葉に残っており秋には土に帰ります。種が循環型菜園に持ち込まれることもありません。ケヤキの落ち葉のように1年以上も寝かせる必要はないのです。
このジャガイモの芋は黒い土で育っているのです。この土は信州などに見られるように火山灰で黒いわけではないのです。有機分を多く含んだ豊穣を意味する黒い土を持った循環型家庭菜園です。
鎌を研ぐ砥石を用意しました。右が包丁用の青砥です。幅を見ていただくために用意しました。左が水を十分含ませた人造の赤砥石です。鎌用に幅が狭い砥石がいるため幅の狭い側面を研ぎ面にします。鎌研ぎは初めてですがここが要点です。
             
            
包丁研ぎをマスタするまでは、河原のクコ採集などに使った鎌は錆びると捨てていました。しかし今回からは農家のように鎌を研いで切れ刃をリサイクル再生します。何度も研いで刃がなくなるまで使い切るのは、昨今の社会的風潮に合った使い方です。経済的でもあります。
光っています。なんとかシノギを削らないで切れ刃を付けました。次回はもっと上手に研ぐようにします。
 ケヤキの落ち葉拾いに使用したのと同じ大きさのビニール袋を用意して8袋分刈り取り、この循環型家庭菜園に入れました。ケヤキの落ち葉の上にかぶせれば風で落ち葉が飛び散るのを防げます。初夏の強い陽光はイネ科の雑草の緑色を茶色に変え乾燥させ、梅雨の長雨で土に変える準備とお手伝いををしてくれます。来年には立派な有機肥料として巡りまわりジャガイモの養分となってくれれば、青葉が巡りまわっておいしいジャガイモ、葉物野菜に変わります。

2011年6月18日土曜日

天災でもし家に住めなくなったら?損害を計算しました

今日でこの家に入居して5周年という記念すべき日を迎えた。そこで、どうしようもない自然災害で家に住めなくなるという考えたくない運命を想像してみた。
        
 家に住めなくなる事態に遭遇するには、地震、津波、火事、竜巻、台風などが考えられます。幸い2002年当時の給料明細が見つかりそれで実質荷物置き場と化していた社宅費用が分かりました。会社援助込みで社宅使用費と車の駐車費用が約1万円と安くなっています。      
 アパート費用が6畳一間が1.8万円、青空駐車費月当たり1.5万から比べるとかなり安いです。
         
  社宅の共益費ですが、会社に荷物を整理して退去手続きを取らない限り請求されるのは止むを得ないのでした。アパートでは荷物を収容するスペースがなく、家を買うまで退去が出来なかったのです。

 アパートは2部屋借りていました。最初は1部屋でしたが、直下の住人がリストラされた人で心の病に罹っていたそうです。大家さんによると会社が辞めてほしいと言ったのに辞職願を出さないので、集団いじめにあい止む無く辞表を書いたという気の毒な方でした。長年経理の仕事をしてきたのにPC導入で会社からは余剰人員になったそうです。現在は生活保護で暮らしているそうです。会社を辞めても、組織的な集団苛めに何年か耐えた後遺症として神経が病んだのは治らなかったのです。私が困ったのが、彼が深夜、雨傘で天井をつつくのです。音がうるさく寝れないのです。精神病から来る妄想です。組織的な集団イジメで神経を病んだ気の毒な隣人だったのです。今まで仲が良かった同僚が彼も保身のため自分をいじめる側に変わっていく。そうした辛さは経験があり、他人事と思えないほど想像がつきます。そこで寝室用にともう1部屋借りたのでした。寝室の下のお方は中国出身の外国人で身分は大学に通わない留学生、仕事は新聞配達でした。19時就寝、午前3時起床で、安眠のためにはとても都合がよかった。余りやすいアパートに住むとこうした人と同じ屋根の下で暮らさなければならないということです。

 もし家を購入しなければ5年間で330万の出費があるということです。この古家はタダですが改装費用が350万円掛かりました。家庭菜園のフェンス工事、車の駐車場設置込みです。住めなくなれば、20万円の損ですみます。あと4カ月すれば毎月55000円貯金するのと同じです。
 でも住めなくなれば20万以上に困ります。現在の生活を再建するには1500万円以上の住宅建設費がかかりそんな大金が都合できるわけがないのです。

2011年5月5日木曜日

四直紋の持ち主を見つけました。四直紋を持つお人は、色が少し黒くてかなりお偉い方でした。

 国宝シリーズのテレビを見ていて目が釘付けになりました。薬師寺薬師如来三尊像の掌を映した像に移った時です。手首のほうから映像が始まり、円形の法輪を説明していました。さすが仏像仏様、人にはあり得ない法輪紋でした。その時4本の指の付け根を見たとき、指の付け根から感情線に向けて垂直に下りる四本の短い直線を見つけたのです。以下を参照してくださいさらえまか: おまけしてもらって左手は四直紋でした。鑑定結果
上の写真は真ん中に鎮座する薬師如来の右手です。法輪紋は写せませんでしたが、手首近くに薄くありました。
 二枚目の写真は月光菩薩の左手です。法輪はなく生命線から人差し指に伸びる向上線が不明です。また小指の下の財運線も判読できません。写真からはあるようでないようです。しかし垂直の運命線と太陽線は映っています。
四直紋を強調して書いたのが最後の図です。本尊像右手は4本の指の下にはどれも一本の垂線しかありませんでした。私の右手は、人差し指の下には少し曲がった向上線が1本、中指の下には垂線が2本、薬指の下の太陽線は1本ですが、小指の下の財運線は浪費癖があるという8本の財運線があります。薬師如来と比べて余計な直線があるのです。8本の財運線のうち左から3本目の財運線が長く直線になっています。この右から5本目の財運線によりかろうじて四直紋と鑑定されたのです。もし薬師如来を作った仏師が四直紋を意識して作ったなら本来の四直紋はそれぞれ感情線へ向かう1本の垂線ということです。改めてこんな人様から長年崇められたお方と同じ四直紋を下さったご先祖に感謝です。本尊も月光菩薩も親指と人差し指でお金のマークを作っています。どうかお金に縁がありますように。