2008年11月23日日曜日

食と血糖値(食べ物でHbA1Cを下げる)、縦軸にHbA1C横軸に測定日で血糖値推移グラフ

 重症と言われた11月14日HbA1Cが9.0でした。アマリール半錠とメデットで一週間でHbA1Cが9.0から8.1と急激に下がりました。夜の地下街がカラフルに感じたころです。それからも3月まで下がり続けましたが、4月頃先生が下げ止まりとおっしゃいました。想像で言葉を継ぎ足せば薬で下げられるのはここまででしょうか。その後盛んに体重を減らしなさいが多くなりました。3k程度しか減量していませんでした。
 ブログに書いたようにここからサバの煮付よろしく白身魚の煮付で魚のコラーゲン生活が始まりました。一週間に一度ですが。5月に入るとごぼうとねぎを食べだしました。いずれも煮汁の再利用でコラーゲン入りのネギ、ごぼうです。
 先生の下げ止まりの言葉通り、HbA1C_7.3が下値抵抗線のようになり横ばいが続きました。正確な日は覚えていませんが、6月から乳酸菌生活が始まりました。コリコリとお粥さらさら夏の朝 こりこりの話です胡瓜の糠漬けは週に2回程度食べています。赤い番茶とよく合います。
 胡瓜の糠漬けと血糖値の因果関係は私には立証できませんが、下値抵抗線_HbA1C_7.0を破った時期と胡瓜の糠漬けを食べだした時期が重なるのは事実です。胡瓜の糠漬け単体では効き目がなく魚の煮汁を利用したゴボウやネギが相乗的に血糖値を下げる作用をしたのかもわかりません。もし胡瓜の糠漬けのある成分が新しい治療薬の発見に繋がれば大変なことですが。

 色の薄い食品、ショウガや大根、胡瓜、ジャガイモなどは栄養が薄いと考えていましたが、今では間違いと思っています。これらを構成する元素はすぐに分析できますが無限の種類がある生命が作り出すタンパク質は今も解明できないでしょう。
 医食同源、食で病気を治すという考えは正しいと思います。長い間人間の食べ物と健康を観察した経験から出たものだからです。コラーゲンを入力、人体をブラックボックスと考えれば参照願います。
 自分にしてみれば血糖値を下げればそれでいいわけで今後とも魚のコラーゲン生活と乳酸菌生活は続けていくつもりです。なんといってもおいしいのです。

あれから1年を振り返る 血糖値と日常

 内科の先生にお世話になり1年です。おいしい物を食べたい...しかしあまりにも、その代償は(美味しい物とは自分と食べ物との相対的なもの) 自覚症状がないと言われている糖尿病ですが、血糖値を下げる薬を服用して一週間後変化がありました。

 仕事が終わり夕方地下街を歩いていると女性が着ている服など一切の風景が鮮やかになったのです。その鮮やかさを思えばその時までの夜の地下街は白黒画面のようでした。夜の地下街がこんなにカラフルだったのか照明が変わったのかなんだろう。食事をしながら考えたが、照明などの外の変化より自分の網膜が変わったのだと思った。網膜の毛細血管の状態が良くなり映像の情報量が増えた。とにかく赤や青の色が昼間と同じようにカラフルなのです。それ以前は人工照明の地下街とはそうゆうものと何の疑問も感じませんでした。
 服用後一か月経過した時です。糖尿病といわれる2か月前から毎日5キロ程歩いていました。その日も駅一つ分ほど歩いていましたが、地面をけるとき足の甲の骨があるというのが感じるようになったのです。足の甲には親指から小指まで5本の骨がありますが歩いているときに以前は感じませんでした。では歩行時に足の裏をどのように感じていたかと申しますと、しびれをかいた後のようでした。しびれをかいたといってもジンジンとする感覚はありませんでした。なんというか自分の足のような感覚がなく借り物の足、義足のような感覚でした。そのことに以前は気が付いていなかったし変だという自覚症状はありませんでした。

 これでこのまま病状が進んでいくと自分の将来が見えたのです。毛細血管が侵されて、網膜をやられ失明、足切断という恐ろしい将来です。薬が効いている今はよい方に改善しているという実感が持てたのです。よく健康診断を受けて担当の医師にすぐに専門医にかかりなさいと言ってくれたのに改めて感謝しました。気がつかないままに合併症の病魔は静かに忍び寄っていたのです。

2008年11月22日土曜日

健康だった頃よく食べた魚の煮付とぬか漬け物

 実家は直線距離では海から近いのです。周囲に浜辺のように赤や青色のカニはいませんが。海に近い証拠に貨物用の自転車や軽トラックに氷と魚を乗せた魚屋が毎日来ました。高級魚は都会に出荷して我が故郷には残り物を売っていたのでしょう。アジやサバ、イワシが多かったようです。母はサバが好きだったのかよくサバの煮付が出ました。魚の煮つけを作るときショウガやごぼうをを入れたりして、匂いを取るといったことは一切なく砂糖と醤油、化学調味料で煮つけました。母は味の素のファンで旨みを増すために化学調味料も入れたはずです。サバを煮つける前に湯通しするとか手のかかることは一切しませんでした。そうした知識もなくもし誰かが教えたとしても無駄なお湯を沸かせば燃料費がもったいないというでしょう。醤油、ハイミー、砂糖で味付けした水を沸かしたものに水洗いしたサバを放り込みました。魚のコラーゲンたっぷりの煮付 まとめサバの煮付は特別臭く台所に行かなくともおかずがわかりました。残った煮汁を再利用することもありませんでした。実家を離れて関サバとかいう高い刺身を食べました。有名な関サバも自分にはサバに変わりなく、サバ特有の生臭い匂いがいつまでも記憶に残り以来サバが嫌いになりました。最近まで食堂でサバの煮付、塩焼きはパスでした。今もあれだけ食べさせられたサバの煮付だけは自分では作りません。そんなわけで子供のころはサバの煮付を通して魚のコラーゲンをしょっちゅう摂取していたのです。  ぬか漬けですが夏は胡瓜となすびが出ました。樽からそれらを取り出し洗って切るだけでおかずになります。農作業で忙しい母には昼餉の手軽な食べ物だったのです。冬は白菜の糠漬けが出ました。正月の残りの餅を入れたお粥を白菜の黄色い漬物で食べたのです。お粥と餅、ぬか漬けの白菜は本当によく合いました。子供のころはなすびが胡瓜より好きだったのですが今では断然キュウリです。当時はキュウリは浅漬けで前日に漬けたのを食べました。キュウリの表面はまだ青味が残っているのに醤油をかけて食べました。今は3日以上漬け込み黄色くなった酸っぱいキュウリが好きです。  ブドウ糖の代謝がうまくいかない原因は100人の糖尿患者がいれば100の原因があると考えるのが中医です。たとえばかつて株式相場を賑わせたメバチロンとかいった一種類のお薬で100人の糖尿患者を治療できるとは考えていないことは確かです。本場の漢方がオーダーメイド医療と認識されているのはこうした理由です。 人を虚実陰陽などで分類してそれぞれの症を中庸に戻す薬を処方するのが漢方です。魚の煮付とぬか漬けは普通の食べ物であり毎日食べても体に悪いということはありませんので安心できます。
 健康だった頃、食事で摂取していたものが現在食事で摂取していないため血糖値の異常などといった病気にかかったのだと考えました。健康だった子供のころ食べていた魚の煮付とぬか漬けを再現すれば、現在足りないものを補えて健康に良く治療効果を促進できるのではと考えました。それにどちらも好物なので簡単に続けられるはずです。次はその効果について書きます。

食と病気(医食同源)

 大昔の中国の神農なんとかという内科医が本を書いています。冒頭から「医は食也り。而して食は医也り。逆も亦真也り」一番言いたい結論を最初に書くことが多いのがあちらの書物のようです。日本のように最後まで読んでくれることを期待していないのでしょう。もしかすると紙などはまだない時代で書物とは竹で作った板ギレに書かれていた時代の名残かも知れません。よく知られている漢字では医食同源でしょうか。

 バランスの良い食事で健康は維持できるし緊急性のない病気は食事で治せると書いているようです。中薬(漢方薬)を副作用のない順に上薬、中薬、下薬と分けました。強い効き目があるのは副作用の大きい下薬です。どんなものがあるかと申しますとトリカブト、福寿草などの根です。お分かりと思いますが殺人事件などに使用される毒薬です。黒豆などの解毒作用のある薬と混ぜて免許のある中医内科医が処方箋を書かないと配薬してくれないそうです。ある種の病には劇的に効くそうです。当然強い副作用を持ちまさに毒は毒を制すでしょうか。この上薬より素晴らしいお薬が常日頃食べている食事と書いているのです。確かにお米は副作用ゼロでしょう。

 糖尿病などの緊急性が要らない病気が食事で治せると神農先生の本に書いているのです。20歳までの自分は大変健康でした。朝風邪を引いても咳、鼻水などが昼には完治してすっかり忘れてしまい、翌朝そういえば前日風邪を引いていたと思いだすほどでした。現在では数年に一度ほどインフルエンザにかかります。それほど健康だった体が糖尿病などという恐ろしい病気になったのかと食べ物にスポットを当てて考えました。今年の正月からずっと考えたのです。

 何を考えたかと申しますと子供のころよく食べていて現在食べていないものを探したのです。何十年も前のことで随分苦労しましたが2つわかりました。糠漬物とサバの煮付です。

2008年11月16日日曜日

夏は硬い九条ネギ


 魚の煮付を始めたのがメバルの旬の3月からです。5月に青ネギと魚コラーゲンとの相性と美味しさに気がつき暦では夏6月から青ねぎを毎週食べるようになりました。魚のコラーゲン リサイクルでもっとコラーゲンを取る オコゼ3匹とコチに青ねぎ 有名な九条ネギも使いましたが青い葉が相当固いのです。 左の写真は投稿済みの自宅で取れた有機栽培のねぎですが、夏の九条ネギは丁度こんな感じで太く表面が白っぽいのです。もう少し白かったような。白い色ですが硫酸銅などの農薬が乾いた後のような気がして何度も洗いました。出荷の前には当然洗浄済みのはずですがとにかく農薬散布の痕のを思い出すのです。甘味は当然この完全有機栽培のねぎにはかないませんが。これは特別甘かった。

 とにかく6月頃一度買っただけで二度と九条ネギを買い物かごに入れることはありませんでした。他の無名の産地のもっと細く青々としたねぎを選んでいました。どんなに高名のブランド物でも自分が評価できなければ認めない主義なのです。食べて楽しむのは自分だからです。夏の間九条ネギを無視したのは正しいと思います。

 今日スーパで見つけた九条ねぎは夏のように表面が白くなく夏の他の無名の産地のねぎと同じように細かったので買いました。
 秋になって苗の世代が変わったのでしょう。夏期とは外見が変わっていました。
 九条ねぎは硬いという植え込んでしまったイメージがあり感がさえなかったのかフタを取るタイミングを逃し煮過ぎました。色が悪いのです。青い部分は夏期と違って硬くなかった。条件さえそろえば九条ねぎはそれなりに美味しいです。

 右の変なねぎはなんか柔らかそうで2本で120円と安かったので買いました。根の近くの白い部分だけしか食べれないような雰囲気です。


2008年11月3日月曜日

ねぎのリサイクルと収穫

 今年8月にねぎの根を家庭菜園に2008年8月3日植えつけました。≪ねぎのリサイクル(有機栽培で青ねぎを再生増やす) ≫それから3ヶ月後の写真です。丈では市販のねぎと変らない程成長しました。

これは塀の際に植えたものです。畝の真ん中に植えたのより値が張れないのか細く成長が遅れています。収穫は見送りました。真中に植え変えようかと考えます。

無農薬完全有機栽培でリサイクルしたネギを収穫したものです。市販のものより太さがあります。また色が濃いです。

白身魚の煮汁が少なかったので追いカツオをしました。本枯れ、宗田、サバ節をブレンドしました。市販の花かつおをとは話にならない程味が濃いです。≪天然ダシの研究1 削り節のすべてを買いました≫乾物屋で購入したものです。

市販のねぎより硬いです。でも異様なほど甘味がありました。硬い分茹でる時間が長くなり色は黒づんでます。鮮やかさからは程遠いです。煮汁は前回と同じく全部飲みました。

肝心の味の方は有機栽培のねぎは堅いが甘味がとても強いです。硬くて太いのは収穫の時期を逃したのかもしれません。農業は奥が深い。



2008年11月2日日曜日

グーグル検索にこだわる理由(合衆国の公平)

2008年秋現在、世界不況の悪の元凶のように言われているサブプライムローンですが本来ローンを組ませてはいけない人、金融機関から見て低い信用しかない人にも家を買う機会を与えることを目的にサブプライムローンが設立されたと思います。日本では住宅ローンを組むには審査がありこれにパスしないとローンが組めません。たとえば就業が安定しないフリーターの方が住宅ローンに申し込んでも許可が下りないでしょう。かくいう私も今の家を買うとき住宅ローンが下りませんでした。理由は築20年未満に限るとのことでした。その金融機関の住宅財形に10年以上加入して積立金が130万円あったのに断られました。加入するときは無条件10倍融資として勧誘したのです。それを申し上げると「無条件10倍融資は途中でなくなりました。」「そんな通知は当方聞いていませんが。いつ通知をしましたか。」「手違いで通知はしていません。すみません。貴方様に融資できないのは内規で決まっていることなのです。申し訳ありません」新築なら下りるそうですがお金がない労働者のための金融機関が言う言葉でしょうか。要するに財形貯蓄などに無条件融資などの甘い条件でお金を集めて2、3年で廃止したとか言って結局は貸してくれないのです。解約する時も住宅ローンは組めないが財形貯蓄を解約しないでくださいと都合のいいことばかり言いました。 儲けない金融機関とは大ウソでしょう。

 自宅購入の契約書を不動産屋と交わした平成17年12月に住宅ローンを申し込んで断られたので住宅財形を解約したお金が振り込まれた通帳です。労働者のためというより新築を買えるだけのお金持ちのための金融機関です。築20年未満は口実で、どちらにせよ自分は金融機関から見れば信用のない人間と分類されていると大いに傷つきました。 ここで住宅ローンを断られたことで別の貸し手を見つけなければならなくなり仲介した不動産屋に言いたいことも言えなくなってしまったのです。あの時少額の住宅ローンを1年間だけ組んでくれていたら返済まであのようなみじめなことにならなかったと歯噛みする思いです。
 
 日本でサブプライムローン制度を作るのは、IT企業が運営する会社に広告宣伝費などの甘い蜜を与えていない、または高価なページランキングを購入していないブログが検索結果表示で第1ページ表示を願うようなものです。金融機関が決して承認しないでしょう。合衆国でも当然金融機関の反対があったでしょう。しかし誰にでも住宅を持つ機会を公平に与えるという合衆国の錦の御旗を出されれば反対できなかったのかもしれません。調査したわけではないので想像ですがたぶんこうした背景と思います。