2007年11月14日水曜日

おいしい物を食べたい...しかしあまりにも、その代償は(美味しい物とは自分と食べ物との相対的なもの)

 今日大学病院で人間ドッグを受診した。「血糖値が一年で異常に悪化しており、重症患者と同じです。」とお医者様に宣告。「まだ治療を受けていないならすぐに家近くの専門医にかかって下さい。今週中にも脳血栓、心筋梗塞で倒れるかも知れません。肝臓、肺、腎臓は不思議に正常です。血圧も平均より低い。腎臓が正常なのが救いです」威しで言っているのではないとわかり、今日夕方、主治医を見つけた。 自覚症状はなかった。夏ごろから煎じているグァヴァ茶がおいしくなった。以前は味にクセがあり、飲みにくいと感じていたが、まさか体が糖尿病用のお茶を欲しているとは。主治医にそんなことを言えば機嫌が悪くなるのでここで書きます。 夜トイレに2度も起きて行くのは悪化している証拠だそうです。尿の色が濃くなっているのは気づいていました。春から体重が5キロも減っていたので、脂肪を分解しているとよいほうに解釈していた。糖尿病は悪化すれば痩せるのです。とあっさり否定。食後の尿にブドウ糖が混じっているとは夢にも思えなかった。
 痩せてきたのでうれしくなり、ここ一ヶ月ほど各日程度で3キロほど散歩をしていた。3キロを10キロにしましょうかと主治医に申し上げると「10キロは危険です。脳の血管が詰まるかもしれない。散歩中に倒れるかもしれません。この薬で血糖値を下げてから散歩してください。」
 この薬とは腸の糖吸収を阻害する薬のようです。食後も空腹感が消えません。今夜のレシピはお粥と野菜の中で唯一嫌いなほうれん草のおひたしだけです。ちりめんとほうれん草の匂い消しのスダチをかけます。一週間前食べたイベリコ豚のトンカツとはえらい違いです。しかし失明、脳血栓が原因で車椅子の生活、週一度の腎臓透析を回避するためにはしょうがない。
一度三日間の絶食のあとの握り飯を経験したが、その時の握り飯のおいしかったことは忘れられません。処方してもらった糖吸収阻害剤のせいで三日間絶食までは行きませんが、かなりの空腹感です。お粥とほうれん草のおひたしだけでも、「おいしい物」になると信じます。
飽食の時は、イベリコ豚、近江牛など高価なものがおいしい物となりますが、空腹などの自分の状態が下がれば粗末なものでもおいしい物となりえるのだ。

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