2008年7月10日木曜日

コリコリとお粥さらさら夏の朝 こりこりの話です

 腸内細菌にはビフィズス菌、乳酸菌、肉などの分解を助ける大腸菌などがあるそうです。巷で言われるように腸に生きたまま届くか知りませんが、乳酸菌たっぷりのぬか漬けの作り方を紹介します。もう廃業しましたが今の家なら歩いて3分ほどの商店街にあった荒物屋に聞いた方法です。当たり前と言われればそうですが、少なくとも自分の漬物への既成観念を打ち破るものでした。ただ当時は大型冷蔵庫を置く場所がなかったために夏の糠漬けは諦めざるを得ませんでした。
教えてもらったこととは木のふたを使う方法でした。ヒノキの内フタを買わされました。
カビが生えてダメにしたぬか床から乳酸菌のお引越しから始めます。

 杉のフタです。糠床は生きており桶、樽も木のほうがいいと思いますが、匂いの問題があります。この内フタがほとんど匂いを止めてくれます。せめてフタだけでもと木製にこだわります





樽よりサイズがコンマ数ミリ大きく底まで沈みません。そこで買ったかんなの出番です。
周囲を削り大きさを調整しました。



ペーパで仕上げます。

樽に入れてサイズを確認します
 つきたてのお米の香りがする新鮮な米ぬかに手入れを怠りカビでダメにしたぬかを少し移します。米ぬかは釣りの撒き餌にする時以外いりません。以前は炒りましたが面倒な割りには効果がないようでした。それより米屋から買った新鮮なつき立ての米糠がお米の香ばしさを漬物に移ります。せっかくのビタミンも熱で壊れるかもしれません



羅臼のコンブといえば100g1000円前後しますが端っこの屑を買えば安くなります。どうせ漬物に入れるのです

昆布を入れます。昆布と「味の素」は味はまったく違います。昆布の成分はグルタミン酸Naだけではなく現在の(将来も)科学ではその全ての成分を突き止めるのは不可能といわれています。私は化学調味料、ダシの素、本だし、昆布茶は調味料としては使いません
フタをして小石を乗せます。この上に更に匂いがもれないようにフタをしますので平面的な形をした重りがいいと思います。
匂いがもれないようにフタをします
大型冷蔵庫に入れます
あとは来週まで待つだけです

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