2008年9月28日日曜日

食の安全を脅かした代償の大きさ

 食の安全に関する不祥事では、古くは最大手の牛乳メーカ、大阪船場を発祥とする高級料亭、食用にできない汚染された事故米を食用として販売した会社、最近ではメラニン混入の中国の会社こうしたのは例外なく企業生命を断たれるかそれに準じるような大きな代償を支払っています。罪は同じようなものでも家族経営のような零細な会社より規模の大きい大企業の方が目先の不正な利益を追った代償、失う物のほうが大きいということです。
 接待費や接待で銀座で飲めるようなステイタスのある人が銀座で決してもめ事を起こさないと同じです。何十年もかけて相当な精神的犠牲を払って手に入れた地位を路上の喧嘩などのくだらないことで失いたくない気持ちが強いのは当然でしょう。銀座は洋酒の世界です。お酒の会社にとって戦場でもあります。高度成長時代の夜の銀座が栄える頃から銀座のバーテンダーにどれほど気を使ってきたか聞いたことがあります。有名バーテンダーともなると自分のお店のお酒の選定は当然、他店に置くお酒の決定にも影響を与えているそうです。些細な不祥事でも長年の努力が水の泡になります。長年続けてきた欧州調のテレビのCMも一つの不祥事で色があせます。
 以前銀座8丁目並木通りでお店を探すために頭上のクラブの看板ばかりを見ていてうっかり他人の足をかかとで思いっきり踏んでしまったことがあります。謝ろうとすると「すみませんでした」と足を踏まれた人が私に声をかけるのです。こちらは頭の中が真っ白になるほど恐縮しました。
 昔から言われているように大きい会社は信用があるというのは、大きい会社にモラルの高い人が集まるというより、信用をなくすとより大きなダメージを受けるからでしょう。のれんにも重いのと軽いのがあるんです。食品加工品に添加物が含まれるのはやむを得ないでしょう。なぜならコラーゲンの錠剤を作るときコラーゲンを濃縮しなければなりません。コラーゲンや調味料を網で物理的に濾し取れれば添加物の必要はありません。でもこうした物は小さく化学薬品、添加物を使わなければ濃縮は無理でしょう。熱で水分を蒸発させ濃縮しようとするとアミノ酸でできたコラーゲンなどは変質してコラーゲンとして出荷できないかもしれません。物理的に水分を蒸発されるには冷やして冷凍させる方法もあります。これなら無機物と違って壊れやすい有益成分を壊さずに取り出せます。魚などの匂いを消したりするのも添加物で処理するかもしれません。添加物にも効率が良くてメラニンのように安価で有害なもの、高価だがほとんど害がない物いろいろあるでしょう。製品の事故で支払う代償の大きい会社は利益が少なくなっても、より安全性の高い製法にこだわるのかもしれません。大企業で生産された加工品はこうした理由で安全性が高いとも考えられます。
 コラーゲン錠剤の販売を製薬会社、有名なお酒の会社などの副業でやっているのは安心できるかもしれません。副業とはいえ口に入れるものでうっかり有害なものを販売して事故につながった場合、テレビCMなど巨費をつぎ込んだ本業まで責めを負わなければなりません。大きい会社は安くできるからといって中国で生産するようなことをしないで慎重に製造販売するでしょう。大きい会社は失うものも大きいのです。
 さらえまかの魚のコラ-ゲンと称する「白身魚の煮付」も水の代わりにお酒とみりんを使います。さすがにこれらを自分では作れません。市販品を買うのですがその原料のお米にメラニンが含まれていないとは断言できないのです。現在添加物のない食品などはあり得ないのかもしれません。

2008年9月27日土曜日

天然ダシの研究1 削り節のすべてを買いました

私は化学調味料や、紅茶のようにパック詰めされた天然ダシを家に置いていません。そうなると自分で作らなければなりません。最近昆布をあまり使わなくなりました。こりこりと お粥さらさら 夏の朝(そのうちこちらに移します)。そうです漬物に使うぐらいです。煮物やみそ汁に昆布を入れますとなにか味がしつこくなります。そんなわけで削り節を研究する気になりました。

未熟なもんで上の4種の削り節を外見だけで元の原料が何の魚からできているのかまだ区別がつきません。右端のサバ節だけがわかります。いかにも酸っぱそうな感じです。魚の中でサバはあまり好きではありません。背中の青い肉が生臭いからです。しかし自分では料理しませんが秋に鯖の塩焼きや煮つけを食堂で見つけた時は健康のため我慢して食べるようにしております。 4種の削り節にマジックで名前を書きました。今回はみそ汁も作るのでソーダ節(宗田節)とサバ節を適当な比率で選びました。鯖の酸味に期待しました。 イリコも使います。このように形が平べったいイリコの方がおいしい気がします。少し高価ですが。
イリコと干しシイタケを一晩水につけたものです。冷蔵庫で水出しします。
天然ダシだけで味噌に負けない味にするのは非常に難しいので少し化学調味料を入れるのも手軽な味噌汁の作り方かもしれません。次にこの天然ダシの取り方を書きます。ご参考になさってください。

検索キーワード 魚のコラーゲン グーグル検索結果第1ページを奪取して一週間

検索キーワードの一つ、「魚のコラーゲン」を使用したグーグル検索結果表示で第1ページを奪取して一週間とちょっと、現在も2位をキープしています。私のブログを読んでくださった方に感謝します。これまで一週間も第一ページにいたことはありませんでした。4か月もかけて魚のコラーゲン料理を10個も創作した苦痛が癒えた気がします。最長3日で第一ページから蹴落とされたのです。 その間の事情は以下をお読みください。
ものの弾みでグーグル検索順位が2位になりました。ありがとうございます
ここに書いているように、魚のコラーゲン検索ヒット数が120万とは、表示したい本命ブログ(グーグルの1ページ表示されているブログ)へリンクするダミーのブログを作って非リンクページを増やしたのでしょう。2の乗数倍的にヒット件数が増えた結果が120万件という途方もないヒット数になったのでしょう。しかしネットのアリさんの努力もさらえまかが、1ページに収まったことで水泡に帰しました。
 以前のサイトから引っ越した途端に第1ページに掲載されたということは、第1ページから何度も蹴落としたのは誰かと詮索すれば答えが出ました。引っ越すことによって手の届かないサーバに移ったからです。首謀者の詮索もそうですが、何を意味するかと申しますとアパッチなどのhttpdプロセスを動かしているサーバにブログを置くと、検索サイトからの要求に対してウソのクエリを返す(検索をブロックする・検索をマスクする)ことなどによってブログの検索順位をいかようにでも操作できるということです。 本命ブログを保存するサイトの選定を誤ればブロガーが泣きを見ることになります。
 上場廃止になりIT企業の存続を揺るがした不祥事を起こした自分たちのサーバに大事なブログを置いてくれたという感謝の気持ちがないからこんなことが出来るんでしょうね。感謝の気持ちを忘れ営利を追求していけば再建の将来は暗いですし、自信をなくすという怖い病気になります。自信をなくす病気と感謝の気持ちの因果関係は、お釈迦様が説法の中で言われたそうです

2008年9月24日水曜日

更地購入を仲介した不動産屋からの電話の内容はプラスプラスでした

 朝不動産屋から電話のあったお昼、昼食をとったあと喫茶店に入り、隅の席を確保して携帯で不動産屋を呼び出した。このようにさらりと書けばなんでもないようですが、仕事中もご飯を食べている時も何を言いたいのか気になって仕方がなかった。その不動産屋やご近所の100坪前後の邸宅に住んでいるお金持ちにとってはなんでもないサラリーマン向けの犬小屋のような住宅地でしょうが、自分にとってはあらん限りのお金をかき集めて金利を払い借金を返済して自分のものにした財産です。わかっていただけると思います。IT用語でいえば、割り込み、イベント発生、スーパバイザコールが何度もかかり多重処理ばかりで心は千路に乱れ喫茶店に入ったときすでにへとへとに疲れていました。

 一番予想されるのは、騙されて3割高で買ったお前が悪いと言わんばかりに更地の引き合いは元の時価3割損で手放さないかというお話ではないか。不動産屋は3割の損を埋め合わせるような良い物件を紹介するとかと言って再び多額の手数料を稼ぐつもりではないかとか。駅から歩いて5分以内で自分の更地の周辺にはサラリーマンが手が届く物件で同等の土地はそうないのはわかっています。3割の損を埋め合わせるような話に乗ればおしまいだ。こう地合いが悪く不動産市況が最悪の今では足元を見られて仕方がない。そうした妄想が駆けめぐり昼食の味よくわからなかったのです。「地合いが悪いので売る気はない」はよかった。いま売るのは株でいえば暴落のさなかに決裁が済んでいる現物株を成り行きで売るようなものです。こう言われたらああ答えようなどシュミレーションも一応済ませました。いま売ってはいけないと自分に念を押して携帯を取り出したのです。
 不動産屋が携帯に出ると、「テレビのアーバンコーポの放送を見ましたか」と聞くと見たらしい。(こちらの足元を見ているつもりだな。)「私は急にお金が要るからすぐに売って下さいとお願いした覚えはないよ。」「わかっています」それでどんな引き合いかと聞くとお客で周囲の環境、便利さ、大型車が入れる土地の立地をとても気に入ったお客が現れました。そこで〇X万円(私の買値プラスプラス)で売って下さいとのこと。プラスプラスは買いと売りの税金、不動産屋への手数料、今までの税金を合計すれば消えるか少し赤字が出る額です。完全に足元を見られています。お客というのは嘘で本当は不動産屋が建築条件付きで売り出すか新築住宅のセット販売で売るために買う気なのかもしれません。要するにトントンで現金に換えて逃げた方が良いといわれているようでした。こちらが考えていると「相手に何と返事しましょうか」といいます。「不動産市況の地合いが悪いから今売る気はないのは朝申したとおりですが、強いご希望があるなら買値プラスプラスでなく買値の3割高なら売ります。これでたぶん相手の方は引き合いをひっこめるでしょう。甘くないのは知っています。」約定は成立しないと考えましたが、万が一買値の3割高で買うといわれてもそれはそれでいいのかもしれません。この先どうなるか分からないし3割の利益でもう目減りしない現金に変えられればそれも悪くないと自分に区切りをつけて携帯を切った。

 本心は最悪の場合、幕を引く時、買った時の時価3割損でもいいと考えています。3割損を覚悟すれば現金化はできると売りのリスクを十分吟味して買ったつもりなのです。だから喫茶店で電話を切ったあととてもうれしかった。トントンで逃げられる話だった。でも来年こんな引き合いがある保証もなく一期一会の引き合いでした。

 それから三日後、聞くまでもないのに不動産屋から儀礼的に電話があり「欲しいのですが予算の関係があり買えません」という電話があった。 米国の金融問題が問題から現実になった現在、最悪のシナリオよりもっと悪い想定外の結末も覚悟しています。それについては次回の機会で



2008年9月23日火曜日

少し早い里芋の収穫 毎月収穫するようにします

8月中旬はサトイモがめったに出回らなく店頭にあっても高価です。そして8月に出回っていた皮をむいても中が黄色いサトイモです。芋が大きくなるのは11月ですが昨年11月に全部掘ると食べきれなくて干乾びさせました。芋ができていないリスクを感じながら掘りました。昨年の収穫したのと比べるとかなり見劣りしますがなんとか食用に耐えられました。いちばん上の写真が今年8月収穫の写真です。右側の小芋は白さがキラリと光ってるようです。
昨年11月収穫の里芋です。小芋が売られているのと同等に立派でした。でも大部分が食べきれなくて干からびました。
今年8月収穫の里芋の皮をむいたものです。有機栽培だからか?色が真っ白です。昨年よりさらに更にαβγ白さが増したようです。来年はケヤキの落ち葉効果が期待できます。 自分で栽培したものですから食の安全に関しては自信があります。
百貨店で買ってきた中の黄色い里芋です。右下のは半透明になっていました。
たいてい自分で栽培したのは特別おいしくなくてもまずくはないです。どちらがおいしいかは色で判断してください。お味の方は食べた人しか分からないものですが、包丁を入れたりして中が見えてくるとだいたい質がわかります。





ホテルの食堂で料金を聞くとプラスプラスと言われます。

給料大幅カットから数年になります。それ以来海外旅行にはご無沙汰です。昨年所用がありホーチミンに行きました。空港への送迎バスがあと一時間で来るという夕方、腹に入れとかなければとホテルの西洋レストランに入りました。日本円の両替も済み持ち合わせが少なかったので肉料理か何かのセットメニューの料金を尋ねました。サンプルに表示してた料金とプラスプラスといわれました。USドルの持ち合わせが少ないのでこだわってプラスプラスを聞き返すと変な顔をして確かサービス料、税金とか少ない金額だったので料理を注文できました。勉強が嫌いだったのでプラスプラスのスペルは不明です。耳から聞いた英語です。なんとなくなめらかな発音だったし、雰囲気としては言いたくないとか些細な感情が込められています。このブログでも使おうと決めました。逆算されて全体がわかってしまうと困る時に便利です。

写真はホテルから見たホーチミンの中心部です。手前のヤシの木はホテルの庭とプールだった気がします。
夜の裏道を走り抜けるバイクです。とにかく雨の多い国なのにバイクが多い。女性がホンダのバイクに乗っているわけではありません。
おいしそうな釈迦頭でした。シンガポールで買った釈迦頭は砂糖のように甘く食べた後元気になったようでしたが、これはそんなに甘くはありませんでした。シンガポールのはチェリモヤのように皮が薄くのっぺらでした。色も白っぽい緑色でした。このベトナムの釈迦頭は魚のウロコというより大仏さんの頭のように盛り上がっています。種類が少し違うようです。
最後の写真がどこで撮ったか記憶にありません。大勢の人が立ち席で真剣な顔をして見入っていました。時々歓声が上がったり妙なる溜息も漏れ聞こえました。競馬のレース結果のボードかも知れません。人間の気持はどこも同じようです。
そういえばシンガポールでもプラスプラスは聞いたことがあります。ただお金の話のときプラスプラスと言われれば少しぎくりとします。えっ何をプラスするんだって。

2008年9月21日日曜日

全国地価情報が発表されました 住宅地価下落率拡大

2008年9月19日金曜の朝刊で毎年恒例の全国基準地価の発表がありました。サブプライムローン問題が懸念問題から現実となりました。メリルリンチ、リーマンブラザーズ大手証券の経営破綻が発表され、小さな切符の最悪のシナリオ で適当に書いた日経平均年初来安値更新も実現しました。そして住宅地価の不振の記事でおいしい物が大好きな自分も胃が痛みます。
この地価情報は7月1日までの実績で米国のメリルリンチ、リーマンブラザーズ大手証券経営破綻、日経平均年初来安値更新などは織り込まれていないはずです。来年のことを考えると自分が考えた小さな切符の最悪のシナリオの想定外の悪い結果を覚悟しなければなりません。写真を撮りブログに保存しましたので新聞は捨てます。飯がまずくなります。

2008年9月20日土曜日

ものの弾みでグーグル検索順位が2位になりました。ありがとうございます

魚のコラーゲン料理を投稿して、4か月グーグル検索順位が一時は3位になったことがありますが、すぐにコラーゲン業者のブログに蹴散らされ続け1ページから脱落し続けました。最近は2ページの先頭付近、12、3位が定番でした。表示掲載されるタイトル記事も、魚のコラーゲンのリサイクル活用編 (匂わない臭くない煮魚料理)  魚のコラーゲンのリサイクル 主客転倒!驚異のごぼうパワー  魚のコラーゲンのリサイクル活用編 アクの強い山フキを煮しめる(蕗煮)  魚のコラーゲン リサイクルでもっとコラーゲンを取る オコゼ3匹とコチに青ねぎ  等と1ページに表示されるたびに入れ替わりました。入れ替わりのたびに3ページ以降に追いやられました。最近では1ページに出たと見ると検索結果が70,000件から1,200,000件以上に膨らみさらえまかを2ページ以降に追いやった後、元の魚のコラーゲン検索結果を70,000件に戻ります。1,200,000件はそんなに魚のコラーゲンのHP、ブログがあるはずもないと考えると意味のないリンクを増やしたのでしょう。コラーゲンの甘い蜜のお好きなネットのアリさんには本当に困ります


2008年9月15日月曜日

小さな切符の最悪のシナリオ

 2005年夏ごろから日本株が分からなくなり自信はないのですが、景気は8月末から悪い兆候が出ています。日経平均は3月の安値を更新する可能性が高いようです。サブプライムローン問題で米国の大手証券メリルリンチなどが合併された。リーマンブラザーズも破綻。アジア欧州の株価も下落中で相場の先行きは非常に暗いです。
 晴れの日に傘を貸して雨の日に貸してくれない銀行がまた貸し渋りを始めだした。土地に融資はしてくれたが儲ける前に返せと言われたアーバンコーポがいい例です。前のバブルの大きな主役は晴れの日に金をどんどん不動産屋に貸した銀行です。貸し渋り状況にある現在土地バブル再来などもう夢のまた夢ですが来年のことはわかりません。


 3月に撮影した建設中のこの家も今は人が住み夜には電気がついて家庭の団欒の様子が影絵となって見えることがあります。この家の隣の空き地にはまた青い養生シートが立ち中で住宅が建てられています。便利の良い駅周辺の一等地では地合いの悪い今も確実に実需はあるのです。それだけが現在のたった一つの救いです。いかに世の中の地合いが悪くとも一戸建ての実需はなくならないと考えれば、買った時期の時価付近まで値段を下げれば処分できると考えています。つまり3割損を覚悟すれば現金に換えられると考えたのが最悪のシナリオです。相場ですから儲ける時もあり、たまたま最初の経験が3割の損害で済めばそれは仕方がないでしょう。

 

バブル崩壊後不動産には買い手がなかった?


 バブル崩壊後の最悪期、山一倒産の頃、株雑誌でバブルの傷が癒えない証券関係者と中小不動産屋の覆面座談会というのを企画していた。その中で一つだけ記憶に残っているのがあります。中小不動産関係者「株はいいよ。どんなに値段が下がっても少しづつなら現金に変えられるから。俺たちは銀行が返済請求した時、処分するなりなんなりお好きにして下さいと居直ったよ」確かこんな内容だったと思う。株は暴落時でも値がつく、つまり株は売り手と買い手がいるのに土地などの不動産は地合いが変化したと感じた時には売り物ばかりで買い手が一斉に引っ込むというのである。でも私はある面ではそうですが、この座談会の発言のように換金性が全くないとは思いません。正確には出席した不動産関係者の土地が売れない、換金性がないだけで当時でも一戸建ての住宅は新築されていた。つまり住宅地を買う買い手があったのは疑いようがありません。


 この中小不動産屋は不動産売買を活発に繰り返してきたプロでしょう。バブル時は銀座の女の子にポンとマンションを買い与えるほど景気がよかったのかもしれません。バブルの初期は自分には別世界のことで不動産のことは知りませんが、現在の東京都心部のマンションのように駅近くや便利の良い一等地から値上がりが始まったと考えて間違いはないでしょう。この中小不動産屋も手持ちの一等地を3割程度で利食ったのでしょう。プロですから入ってきたお金で次の不動産を買わなくてはなりません。一等地は一斉に値上がり一段目の天井を付けていますから、もう一度の上昇を狙えばライバルの不動産屋を喜ばせるだけで再度利食うまで時間もかかります。より安全で確実なのは、まだ値上がりしていない一等地の周辺の土地でしょう。こうして一等地から郊外へと値上りのドーナツ現象が発生してバブルの絶頂期には、この中小不動産屋の在庫は、普段なら見向きもしなかったへんぴな郊外のどうしようもない土地の可能性があります。しかも膨らんだ運用資金をつぎ込むため面積の大きい物件です。バブルの前でもほとんど流動性がなかった土地ですから、崩壊後は買い手など期待するのがおかしいのです。今だから言えるのですが、買いのリスクを考慮して値上がりしていない郊外の物件購入が売りのリスクを増やしていったのでしょう。土地は株のように増えない。需要はある。だから永久に値上がりし続けるという土地神話が信じられていた当時、売りのリスクを考える人などいなかったのでしょう。だから覆面座談会ではそういう口には出せない事情があったのだと思います。


 誰が見ても一等地で一番需要の多いサラリーマン向けの小口の物件なら損を覚悟で値段を下げれば売れるのは間違いがないでしょう。最後に頼みとすべきは実需です。前にも書いたように値上がりの予想が外れることを想定して誰が見ても一等地で大金がないので私の土地は面積の小さい物件です。



続く




 

2008年9月13日土曜日

不動産屋からの電話がありました


9月8日の月曜の朝だったか、テレビでマンション分譲会社アーバンコーポレーションが破綻した理由を解説していた。結論はサブプライム問題で米国からの資金が引き揚げられた。マンション用地建設資金を日本の銀行からの借金で賄っていた。貸し渋りと融資の返済要求でお金が行き詰ったのが原因。要するに他人の金で土地を買ったが、儲ける前に返せと言われて破綻した。そういうことらしい。同じ理由でアーバンコーポレーションだけでなくいくつもの新興マンション販売会社がつぶれたらしい。家をたまたまいい時期に買えていい気分になってから初めての衝撃的なニュースでした。
その番組によると都心の一等地マンション相場は2001年ごろから始まったらしい。2006年春に時価の3割高で買った更地は2007年春まで金利70万を払って返済は済んでおり、誰からも返還要求を受けない自分のもの、自分の金で買った土地、アーバンコーポレーションとは本質的に違うなんて思いたかったがいよいよ最悪のシナリオを覚悟しなければと暗い気持ちになった。 他人の都合で反対売買で決済する必要がなく幕を引けるのは自分だけだけなのが強みです。
番組放送のタイミングを見透かしたように仲介に入った不動産屋から会社にいる自分の携帯に電話が入った。その更地の引き合いがあったというのである。地合いが悪いので売る気はないというと話を聞いてくれとしつこい。仕事中だから昼に電話すると言って電話を切ったが、今思えば自分が覚悟した最悪のシナリオから考えれば悪い話ではなかった。 続く。

夏の終わりは宴の後のようです。コラーゲンブームの行く末

テレビのCMで化粧品にコラーゲンを配合したのを宣伝していました。さすがに含まれるすべてのコラーゲンを皮膚が吸収してみずみずしいお肌にとは説明していませんでした。お顔の肌と腸壁の違いを認めればなんか変だと気がつくのですが。コラーゲン配合のクリームなんかよさそう。これが大切なのですね。夢は大切で肌をみずみずしく保ちます。

自転車で5分の遠い方の駅までの通勤路にケヤキ並木があります。自転車でケヤキの下を通るのですが、9月に入った今でもケヤキの濃い緑が目に入ると耳がうわーんとなるようです。クマゼミの大合唱が今も耳に残っているのです。今日も暑いなと朝からどうしても残暑の厳しさを覚悟します。女性がコラーゲンが好きなようにクマゼミもケヤキの樹液が大好きなようです。ケヤキ並木が終われば自転車置き場です。その屋根付きの自転車置き場の排水溝でクマゼミのきれいな死骸を見つけたので持ち帰りまた。雨に打たれず虫にもまだ食べられていないクマゼミです。撮影の後は家庭菜園の肥料になってもらいました。

蝉の死骸をゲットして急にその抜け殻も欲しくなりました。通勤路のケヤキ並木とは別に家の近くにも大きな公園があります。ケヤキ、クヌギ、桜、樫の木、松の木といろんな木があり空蝉を探そうとしてもなかなか見つけられませんでした。人間の視界の届かない高い木の上で羽化しているのかもしれない。当然安全のためそうしているのかもしれません。探し回っているうちに鳥の巣がなかなか見つけられないのと同じだなと気がつきました。土から這い出た幼虫は動きがのろく羽化という外敵に一番襲われやすい危険な儀式をしなければなりません。夜見つからないようにこっそりとするのが当たり前のことです。蝉の幼虫は産卵した木の下から体液を使って這い出してくるとファーブルは書いていました。蝉の気持ちになりました。自分が蝉の雌ならどこに産卵するか。食べ物に執着のある自分ですので当然おいしい大好きなケヤキの木に決まっている。ケヤキの木の下を集中的に探すと見つかりました。

空蝉は古典の大好きなハカナサの象徴です。コラーゲン入りの化粧品まで現れた現在2年前から始まったコラーゲンブームもピークを迎えたようです。ピークを迎えたあとは衰退しかありません。消費者は移り気で絶えず新しい栄養食品のブームを待っています。過去にもDHA EPAなどいろんなのが登場して飽きられたのです。わが世の春を満喫しているコラーゲン業者もブームの終焉が近いのを知って設備投資を控え次の人気食品の登場に備えているのかもしれません。コラーゲンブームが去っても魚のコラーゲンが体にいいのは変わらないでしょう。広告料の蜜を出さなくなったアブラムシにアリさんは冷たくなります。恐ろしい里芋の敵が現れました も見てください。法に触れなければ何でもありアリのアリさんが護らなくなったコラーゲン宣伝ブログの検索順位は下がるでしょう。そしてさらえまかのように本物のコラーゲン料理ブログが日の目を見るでしょう。 空蝉は消費者の移り気を暗示しているようです。
下の蝉の死骸は空蝉の下にありました。夕方で周辺のナメクジが一斉に蝉の死骸に向かって移動していました。



2008年9月10日水曜日

魚のコラーゲン DHA EPA 血圧降下作用を自然に摂る(生臭い移り香の被害をなくす)

メダシを焼く時いつも困ることは手に生臭い匂いが残ることです。パックから取り出したり、串に刺したり、裏返しが箸で手に負えなくなったとき熱いのを我慢して素手で返すことがあります。焼いたメダシはそれなりに香ばしいのですが、生乾きのメダシはいつまでも匂いが手に残ります。からからに乾いたウルメイワシは日持ちもするし移り香の被害も少なく金網にくっつきにくいなど長所は多いのです。しかし味のほうは柔らかい生乾きのほうが断然優れています。
自分の記事  切りにくい牛筋を切るhttp://saraemaka.blogspot.com/2008/09/blog-post_12.html を読んでいて生乾きのメダシの移り香の被害をなくす方法を思いつきました。忘れないうちにやってみました。若干しのメダシを金串に刺して焼きます。金串を使うと焼き面を返すときすべての若干しのメダシが同時に返りますので焼き加減が均等になります。また金属の熱伝導性で傷みやすい内臓まで火が通ります。主食の大部分が植物プランクトンですのでいわしの内臓は機能性食品の宝庫です。イワシがどれほど栄養があるかと申しますと動物園のイルカ、アシカ、養殖ウナギ、ハマチなどはイワシで生きているのです。人間の知らない未知の栄養もまだあるでしょう。
オーブンに入るように短い金串と先の尖がった包丁を用意します

包丁で片方向だけメダシの長さ分の切れ込みを入れます 。包丁を研ぐ習慣がなくあまり切れない包丁をお持ちの方は剃刀カミソリで代用できますよ。
片方向だけラップが切れています。
ラップが切れている隙間から(右下参照)金串を刺します。利き手で金串をメダシに刺すときは、丁寧に一匹づつもう片方の親指の腹でラップの上から押さえます。
同様にもう一本金串を刺して包丁で切れ目を入れた部分から金串に刺したメダシを取り出します。まるで地中から出てきた蝉の幼虫が脱皮するようです。
メダシの羽化に成功しました。金串を刺したままオーブンに入れます。焼きあがりです。もう生臭くはありません。ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)魚のコラーゲンが多い頭部の軟骨 ヒレ 皮、カルシューム 海のミネラル数え切れないほどの栄養が、同時に取れます。安全で安心なバランスのとれた天然の機能食品です。金串のおかげで内臓には十分熱が通りきれいに焼けます。ラップのおかげで手に匂いが残りません。ご主人のおつまみに最適です。よその若い女の近くでお酒を飲まなくなるかも知れません。
元の原形を保ち加工されていないメダシなどの食品は、どう加工したのか何を添加しているか分からない加工食品に比べて、食の安全に対して安心できます。 含まれている機能性食品は本物です。家で飲んでるご主人が安心できるのと同じです。