晴れの日に傘を貸して雨の日に貸してくれない銀行がまた貸し渋りを始めだした。土地に融資はしてくれたが儲ける前に返せと言われたアーバンコーポがいい例です。前のバブルの大きな主役は晴れの日に金をどんどん不動産屋に貸した銀行です。貸し渋り状況にある現在土地バブル再来などもう夢のまた夢ですが来年のことはわかりません。
3月に撮影した建設中のこの家も今は人が住み夜には電気がついて家庭の団欒の様子が影絵となって見えることがあります。この家の隣の空き地にはまた青い養生シートが立ち中で住宅が建てられています。便利の良い駅周辺の一等地では地合いの悪い今も確実に実需はあるのです。それだけが現在のたった一つの救いです。いかに世の中の地合いが悪くとも一戸建ての実需はなくならないと考えれば、買った時期の時価付近まで値段を下げれば処分できると考えています。つまり3割損を覚悟すれば現金に換えられると考えたのが最悪のシナリオです。相場ですから儲ける時もあり、たまたま最初の経験が3割の損害で済めばそれは仕方がないでしょう。
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