2012年2月1日水曜日

不要になった鍋をリサイクルして炭火をリサイクル再利用する(火消壷で炭火を制する)

もうずいぶん前に商店街の空き店舗で臨時開催したリサイクルショップで3000円で買ったなべです。普通に百貨店などで買えば2万円近くする米国製とか。外国製の最高級品だそうです。擦り切れかけた品質証明書のような取扱説明書もありました。次に転売するなら品質証明書は必要でしょうが煮物が美味しくなるという機能だけで買いました。自分で使うのを前提ですので品質証明書は捨てました。ボロアパート時代に買ったのでした。確かにアルミの普通の鍋より美味しくなったような気がする。10年以上たった現在、今度は欧州製の高級鍋が中国で生産したらしい安いのが出回っています。
これがフタがガラス製の欧州メーカの製品です。煮物を美味しくする機能では上のリサイクルショップで買った鍋を上回ります。そんなわけで出番がなくなった鍋ですが別の使い道、リサイクルのアイデアが浮かんだのです。フタが熱に強いステンレス製なのと密閉性を利用したものです。炭火の残り火を二酸化炭素を出しながら灰になるのを待つのはあまりにも勿体ない。炭火の火消壷としてリサイクル再利用を思いつきました。火消壷は炭火のリサイクル再利用にもなります。
炭火でお湯を沸かした後、用済みとなった七輪の炭火です。白炭は火持ちがよく、まだ完全に灰になっていない炭火です。これもこのまま七輪の中で灰になってもらうのを待って、黒い土を維持するために南側が道路の家庭菜園に入れるのがこれまででした。炭火が灰になるまで待つとなるとその間外出はできません。実家にいたころ祖父の代に使っていた鋳物の火消し壺を思い出したのです。使い方は赤い炭火を入れてフタをするという簡単なものでした。要は酸欠にして炭火を消すのです。
そこで使わなくなったこの鍋を火消し壺に仕立て再利用することを思い出したのです。火のついた炭を鍋に入れます。フタをすれば作業は終わりです。
数分待ってフタを取り酸素を入れてももう発火しません。金属の鍋で酸素ばかりか熱も奪われて、温度が下がり消火されたのです。残った火が消えた炭火は再利用できます。何よりありがたいのは新品の炭よりスカスカになった分、点火時間が短くすみます。ガスコンロ5分で真っ赤になるのです。それを次回の種火にするのです。これで炭火を効率的に利用できるようになり炭火を制したのです。