2010年5月9日日曜日

株価急落はギリシャ危機に端を発したマネー流動性の問題、銀行間の不信が原因とか

今日のテレビでは日経平均がメインのテーマでした。3日間で引け値で600円下げたもっともらしい理由と来週からの相場の見通しでした。結論はギリシャと同じく日本も経済の動きに政治家がついてきていない。だからこれからも日本の株価はこれを先取りして低迷するらしい。(そう言ってご自分は安値を拾うのかな)
思うにギリシャは世界中の船舶の税金がガッポリ入り、世界一の観光資源を持ち欧州屈指の経済大国です。ギリシャ、ポルトガルはEU経済での地位はとても重くその世界経済に与える影響は計り知れないでしょう。以前にもあったブラジルかアルゼンチンか忘れましたが米国と関係が深い南米の危機とは大違いです。南米の大国はすぐに回復したようですが。
さすが有名大学の教授で以前は日本経済再生の中枢におられた大先生です。株は近い将来の経済予測ですが、過去の経済を研究された大先生の予想は悪いらしい。お偉い専門家権威ある経済紙がそのように理由付けをなさっていますが、どう考えても株が下げた本当の理由はギリシャ危機以外にあると存じます。株に少し詳しい人なら誰でも知っている知識で私が考える本当の理由は簡単に説明がつきます。ここで自分の意見を申し上げても批判批評の対象になるだけで得るものは何もありません。
3月の中旬です。株の買いをやめて3年経ちますが、日経平均のザワメキが聞こえてきました。昨年の大損を少しでも取り返すのは今だ。日経平均のザワメキはご先祖のお告げのような気がしてきたのです。そこでご先祖の供養塔を建てた残りのお金をすべてつぎ込みました。
上のチャートによると日経平均は7日引け値では26日線からはじき出した一目均衡表の雲を下に突き破っています。今日の有名大学の大先生の予想通り先行きは非常に暗いです。でも私は手仕舞いする気はありません。10日以降は十字線、陽線が立ち回復していくと信じたい。これ以上の下げは投げの覚悟が必要です。

2010年5月6日木曜日

ジャガイモの芽欠き(昨年の反省より)

発芽したジャガイモです。芽の周囲に窪みを作っています。水やりが根にいきわたるようにしました。せっかく水をかけても水が流れてしまったら無駄になります。くぼんだ穴には使用済み茶葉や野菜くずなどで作った黒い自家製の有機肥料をまいています。まだ寒い3月4月に太陽の熱を蓄えるのには黒い肥料は都合がいいのです。 発芽後一つの芋から4本の芽が出ています。

 引き抜いて2本にしました。これで10円玉のような小さい芋がなくなればいうとこなしです。4月5月と2カ月が勝負です。

岩場崖と交換された畑

マツタケが高価でなかった当時、伯母がマツタケを人にあげるとかでマツタケ松林に行ったことがあります。丘の高台を通るのですが1枚の畑があります。北側が雑木林で北風を防いでくれ、西は晴れた日には遠く海が見えるほど日光を遮るものがなく、南側は崖になっており小さな川を挟んで対面が山ですが南向きの少し大きな畑です。高台にあるため水を引けないので畑ですが当然水利があれば水田になってたでしょう。土地が黒々と肥沃で高い畝には見事な大根や他の野菜がありました。付近では誰が見ても最高の条件の畑です。この写真ほど大きくはありませんが。

「 おばさん。見れば見るほど良い畑だね」伯母が言うには4代前の先祖までこの畑が我実家の所有だったと説明してくれた。

 4代前の先祖は別の場所で水田や畑からの収穫物など運搬するのに水田や畑への入り口にリヤカーなどが通れる道がなかった。10mほどの長さだがそこは岩場、ガレ場で樫の木、笹など根が強い植物が生えていた。人一人がやっと通れる道しかなく危ない道を荷車まで収穫物を担いで運ばなければならなかったらしい。危ないし荷車が通れる道があればどれだけ仕事がはかどるかと考えいつか道をつけようと考えていたらしい。岩場といってもハンマーで叩くと火花が出るような岩ではなかった。風化がかなり進んでツルハシを打ち込めば簡単に砕ける程度の岩場でした。4代前の先祖は農閑期の間を縫って工事に取り掛かったのでした。二三年ほどで荷車が通れる道は完成したそうです。ところが道が完成後、その岩場の所有者が現れたのです。役所の登記簿を持ってその何の価値もない岩場が自分の所有地で無断で工事をしたと苦情を言ったのです。一か月で完成したならその言い分もあるでしょうが、4代前の我先祖は何年もかけて工事をしており、所有者の耕作地は近くにあり工事の初めから知っていたはずです。その時に所有権を主張すれば納得できますが、完成してから「元に戻してくれ」と言われて困り果てたとのことです。勿論岩場が自分のものと思っていたそうです。岩場を売ってくれと申し出ても断られるし、困った先祖はどうすればよいかと訊くとやっと本音が出たそうです。その岩場と同じ面積のこの見事な畑の交換を要求してきたのです。そしてこの畑が人手に渡ったという腹立たしいお話でした。伯母の話はまだ続きました。

 数年後、その人は家族が探すと変死体で発見されたのです。家は裕福で健康そのもの、子供は健康で賢く自殺するような事情は全くなかったそうです。なぜ深夜そんな場所に行ったのか誰も説明できなったのです。郷里ではこうした亡くなりかたは畳の上で死ねなかったと忌み嫌われます。本当にあった話なので詳しくは書けませんが、我が家に関係ある場所で深夜と氷水に関係する事故でした。仙人お爺さんが言うように自分の先祖が恐れられるような事実はこれしか知りません。しかし会社に就職してから我が家に関係ある場所ではありませんが、深夜と氷水に関係する事故で亡くなった方を一人知っています。当時私が大変恨んでいた方です。Jさんのことは後で書きます。伯母が言うのにはあまり強欲すぎるとお金を残してもそうなるとのことでした。その伯母も私が中学生の時病気で他界しています。