2009年8月30日日曜日

帰りに振り返ると夜の霊園の灯台のようです(寝る前のお墓参り)

蒲団にくるまって明日しなければならない仕事などをつい考えてしまうと、今までの行きがかりなどから明日の仕事はよくないことが起こりそうだ。うまくいきそうにない。予想されるトラブルなどが気になって寝つきが悪い夜がたまにあります。今夜もそんな夜でした。本を読んで眠りを誘うにも2時間はかかります。それならいっそお墓参りでもしてすっきりとした気分で、やるだけのことはしたんだという開き直りの気持ちが欲しくなりました。就寝前の墓参なら往復で20分、霊園では灯明と線香だけにして10分から15分、合計30分ちょっとでで安心が得られる。前に読んだ本で2時間使うより1時間以上睡眠に使える。祈りの言葉は「ご先祖様のご冥福をお祈りします。線香と灯明を差し上げます。明日も休まず仕事に行きます」これなら頼み事にはなりません。苦境をわかっていただくために心の祈りではなく大きな声で言上しよう。どうせ誰もいない真夜中のお墓参りです。周囲に聞かれる心配など馬鹿げている。ここまで考えて車のキーを持ってガレージに行きました。これですっきり寝れそうと帰りがけお墓を振り返ったのがこの写真です。広い霊園の灯台のようです。1号ローソク4本は1時間灯明をともします。10分少しで床についても50分近く火が消えないということです。 目で見た風景はこんな感じです。ストロボで明るくなっている手前を背景の黒で塗りつぶしました。近場で寿陵建立の見返りは確かにありました。精神的にお金では買えないものやるだけのことはした、これでお客に叱られても仕方がないという安心感が得られます。開眼法要後は今のところ仕事はうまくいっています。

2009年8月29日土曜日

個人でできる大きなリサイクルは新車を乗りつぶすことです(無事是れ名車なり_車のリサイクル)

 愛車の車検証の一部です。見ていただきたいのは初年度登録が平成1年8月つまり車を購入した時期が平成1年8月で平成21年8月の現在も乗り続けているという事実です。20年目を迎えた自家用車です。
 40万キロ、50万キロだそうです。以前テレビで見たのですが、この数字は日本で廃車になった大衆車を東南アジアでタクシーなどにリサイクルした場合、日本で廃車になった中古車が本当の寿命を迎える走行距離だそうです。たいてい10万キロに達するまでに日本のユーザは廃車にします。私の車も20年乗っていますがまだ走行距離が10万キロにも達していません。40万キロでポンコツから考えると10万キロ未満で廃車にするなんてとんでもない話です。
 自動車への考え方はいろいろありましょうが、自分は目的地まで安全に行けることがすべてです。高機能やカッコよさを気にしません。もうひとつは維持メンテにお金がかからないことです。故障しない車が理想です。この前の車、中古車を買い10万キロ以上まで乗った経験によると、部品たとえばダイナモなどが壊れると他の電気部品も寿命を迎えて次々と故障します。度重なる故障に泣いた経験からこの車は日本で一番販売実績のある大衆車種にしました。販売実績はユーザーからのフィードバックに比例しするし、結果故障が改良されて壊れにくい部品の製造でより売れる車へと長年にわたり進化したはずです。よく売れた販売実績と故障頻度は反比例するのではないか。この期待に車は見事にこたえてくれタイヤ、ワイパーなどのどうしようもない消耗品を除くと故障は昨年換えたクラッチだけです。クラッチも大きな高価な消耗品の一種ですが。20年間でメンテナンス費用はこの6万円だけです。
 平均7年ほどで買いかえるとすると購入金額が200万ちょっとだったので、自分の車をリサイクルして400万円ほど節約したことになります。大衆車が200万ちょっとは高いでしょうが、フルタイム4WDなのです。フルタイム4WDは高速道路で少しぐらいの積雪や大雨でもしっかりと路面をとらえます。急カーブでも路面をとらえる力が大きいのかタイヤがキューと泣かないのです。欠点もあります。7000キロ程度の走行距離でタイヤ交換しなければならないのです。車のマニュアルに書いてあったタイヤをローリングをしても同じです。車の修理屋さんはまだ乗れるのといいますが走行距離が数千キロになるとタイヤのブレがハンドルに伝わり気になります。タイヤを早目に交換するのは安全運転に貢献するんだと思い泣く泣く修理屋さんに持ち込みました。タイヤはゴムが一番減りにくい硬いつまり一番値段が安いドイツ製のノーマルタイヤにしています。ここ3年ほどは雨ざらしから家のシャッター付きのガレージに入れていますのでタイヤ寿命が1000キロ程伸びたかも知れません。ワイパーの交換時期は雨ざらしをやめてから確実に長くなっています。ゴム類は直射日光と雨に弱いようです。4WDの欠点もありますが次回の車もフルタイム4WDの予定です。  写真は15年以上雨ざらしにした愛車のダッシュボードです。さすがにあまり人に見られたくはありません。高速料金の支払いの時強い視線を感じましたがETCのおかげでそれは解決しました。

 今年3月はお金が入り新車購入のチャンスだったのですが、寿陵建立でまだ当分この車にお世話にならなくなりました。ところでお墓参りにとって車は重要なアイテムです。霊園までバスの送迎がありますが、1日数回の本数です。明日の仕事はよくないことが起こりそうだ。こんな夜はトラブル回避のために寝る前にお墓参りをして明日に備えたいと思っても車がなければどうしようもありません。バスの運行は当然日中です。車なら片道10分で真夜中の墓参も可能です。真夜中の墓参で安心して寝れます。

2009年8月15日土曜日

胸が熱くなったのはご先祖のお告げ、ご先祖の啓示でしょうか(ご先祖はいつも私を見ている)

 この家の購入契約が2005年秋でした。一度よく見ないで購入を見送ろうとしたことがありました。その時、何者かに導かれるように家の中に入りました。どのように導かれたのか後で書くつもりです。そして購入を決めたのです。その何者かが家の場所、一等地にこだわった亡き父親だったのかもっと古いご先祖だったのかを考えているのですがわかりません。新宿西口の手相占い師から聞いた「あなたは多くのご先祖に強く護られている」という言葉などが気になっていました。
ある時街を歩いていると仏壇店を見つけました。風で消えないローソクを探そうと思って入りました。仏壇店に入って、展示している仏壇が安い物で5万円で買えるとわかったのです。当然外国製です。自分には分相応の仏壇と思い購入を決めました。購入後持ち帰る必要はなく土曜日に配達してくれるのもありがたかった。
 2007年8月21日にお金を持って仏壇屋に行きました。そこで少し大きめの仏壇が気になり値段は7万円でした。なんとなくこれの方が2万円以上に優れていると感じたのです。お墓はワンランク上げると50万円差でしたが、2万円ではほとんど悩まなかった。位牌やローソク立て一切のセット7万円を仏壇店の店主に差し出した時です。胸が何の前触れもなく息ができない程、カァーと熱くなったのです。5秒間だと思います。胸が熱いというよりもっと正確に言いますと左右の肺の上部が熱くなったのです。 胸が熱いとは丁度高温のサウナなどで熱い水蒸気を吸いこんだ感覚です。外国のホテルでサウナの室温を上げるために、ヒーターの上に置いている匂い消しの石に水をかけて発生する水蒸気で室内の温度を上げるサウナがありました。日本ならそんなことをすればヒーターが痛んだりフィンランドの石割れたりするのであり得ませんが。その水蒸気を吸いこんだ感じなのです。熱くなったのは左右の肺の上部です。社会人になって墓参りをしない実家の法要に参列しない私が仏壇を買ったのがご先祖を驚かしたのか確かに見たぞというご先祖のお言葉、ご先祖のメッセージかも知れません。仏壇が届いた土曜日さっそく梱包を開けて2階の南東の部屋の腰ぐらいの高さの台に置いたところ仏壇の幅と台の幅がぴったり一致しました。5万円の仏壇は10cm以上幅が狭いので台の幅が余ります。最初5万円に目をつけて7万円の仏壇が気になって目移りしたのもご先祖が教えてくれたともいえます。位牌には戒名も入れてなくお坊さんに頼んでお性根入れもしていません。子孫である私の朝夕の供養で必要ないと考えました。ただこの家で一番最初に朝日を浴びるのはこの南東に位置する仏壇です。
 その後実家のお墓参りは月一度程度の頻度で行いました。実家のお墓参りの御利益は確かに仕事をしているとき運が良い、ツイていると感じたことが頻繁に起こりました。実家のお墓参りの御利益の期間は2週間程度でしょうか。お墓の代金は墓地の永代使用料と墓石台とほぼ半分づつを2回に分けて支払いました。1回目は仏壇のこともあり左右の肺が熱くなるのを身構えて待ちましたが何も起こりませんでした。それであの仏壇の時、肺が熱くなったのは体調のせいでご先祖のお告げとはあまり関係がなかったのかと思い直したのです。2回目に残りの現金を支払った時、左の肺の上部が熱くなったのです。右側は何もなかったのですが、やはりご先祖様からの啓示メッセージのようです。だとするとありがたいことにご先祖はいつも私を見ているということです。先祖供養に使った金額とは無関係のようです。
 青信号に変わったり踏切の前で遮断機が上がるようなことは6月に入ってから徐々におさまりました。現在は青信号の確率は寿陵建立を思いついた3月以前に戻っています。いつまでもそんなことが続く訳がありません。きっといいことがあるから、新車などにお金を使わないで寿陵を建立しろというご先祖のお告げだったのでしょう。赤信号は待つことで必ず青になります。さほど重要でないことでご尽力いただかなくとも2、3分で解決できるのです。でも急いでいるときは青信号が多いです。
 この写真は苔が燃えたご先祖のお言葉により実家の墓から持ち帰った墓地の苔です。捨てるわけにもいかないので家庭菜園に入れました。次回の実家の墓参ではへらを使って徹底的に苔を除去するつもりです。苔を燃やすことでご先祖のお告げを伝えてくれたのです。そう思っています。

2009年8月9日日曜日

手を汚さないでウナギを焼く

 土用も過ぎれば、売れ残りのウナギの安売りがちらほら目にします。愛知産のウナギはなかなか半値にはならないのですが、土用直後はチャンスです。安売りの愛知産のうなぎをとりあえず買って、冷凍庫に保存します。そして食べるときはもう一度焼きます。オーブンから出すと焼きたての香ばしい風味が甦ります。うなぎも当然糸を縫い付けるように金串を打てば、バラけてくっつかないできれいに焼けます。
 さてかば焼きのたれですが、原料はうなぎの骨のダシ、みりん、醤油のようです。うなぎの油も加わって手につけばかなり厄介で、不快な目にあいます。これも手を汚さないで魚の味噌漬けを焼く のようにプラスチックのケースを利用します。
 冷凍庫から取り出し常温に戻して、うなぎのかば焼きをケースごと半分に切ります。天然砥石で研いだよく切れる出刃庖丁のお手柄です。
 ラップを押えながら金串を縫い付けるように打ちます。お墓の息抜きの穴の深さを測った金串です。
 平行でなく交わるように二本の金串を打ちます。その方がひっくり返すとき力の加減ができていいみたいです。
 焼きあがりです。少し焼き過ぎですが香ばしさととろけるような食感は同じです。電子レンジで焼くとアルコールや水分子しか熱くなりません。したがって100度以上にならなくて油が焼ける香ばしい匂いはしないでしょう。電子レンジの高周波は油を温めないのです。ガスコンロにおまけのようについているガスオーブンでもウナギの香りが立ち込めます。うなぎは土用を少し外しても土用うなぎです。土用が過ぎてもスタミナを消費する猛暑は相変わらず続くのです。