2015年6月29日月曜日

無肥料栽培のキュウリをぬか床に埋めると緑色のまだら模様のぬかを黄色に変えて表面を真っ白なクリーム状の乳酸菌で覆いました。

無肥料栽培のキュウリが50cmになる頃、新しいヌカと市販の種ぬか床を混ぜ合わせました。好い塩梅に塩と水も混ぜました。さらにぬか床をなじませるために乳酸菌のエサも入れました。乳酸菌のエサとは市販のキュウリです。栽培中の無肥料栽培のキュウリはもうすぐ花が咲きそうな時期で実は手に入りません。仕方がないので市販のキュウリをぬか床に入れました。かき混ぜるのを忘れて1週間、様子を見ると表面は緑色の斑点がいくつも発生していました。乳酸菌でなく雑菌なのは素人目にも分かります。漬物の経験がある同僚に聞くと緑色の部分は表面だけを除いても取れますが、雑菌は下に深く浸食しておりぬか床のぬかの上半分を捨てなければならないとのことでした。しかし昨年無肥料栽培のキュウリをつけたぬか床の表面に現れた真っ白いクリーム状の乳酸菌の巨大コロニーを記憶しています。真っ白いクリーム状の乳酸菌の巨大コロニーからは、乳酸菌と無肥料栽培のキュウリとのただならない相性の良さを認めざるを得ません。最初に入れた肥料を使った慣行栽培のキュウリで乳酸菌を培養すると雑菌の侵入を許したからぬか床の表面に緑色のまだら模様が出来たのです。購入したキュウリをぬか床から取り出して、収穫した無肥料栽培のキュウリ5本をぬか床に仕込み1週間後のこの土曜日にフタを空けるとぬか床の表面に真っ白いクリーム状の乳酸菌の巨大コロニーを再び見つけることが出来ました。今日半分以上捨てなければ緑色の雑菌は再発すると教えてくれた同僚に説明すると信じられないとのことでした。事実ですが残念ながら写真は取り忘れました。