2012年10月14日日曜日

完全に逆転したピーマンの株

とうとう1本のピーマンから4個収穫できるまでになりました。
ピーマンの樹は2本あり、植え付けは7月上旬です。1本が根切り虫に切断され、根を失った茎と数枚の葉っぱだけのピーマンを水に差し発根しました。ピーマンは挿し木が出来るようです。あきらめていたのに芽が、根が出まししばらく室内で育て8月上旬に再び無肥料の家庭菜園に植えました。右側がそうです。再発根した方が樹勢が強く右側がそうです。最初の数個は左から収穫しましたがピーマン予備軍は左にはありません。この4つは右から収穫しました。左は枝をハサミで切断して発根させ越冬させようと思います。

無肥料で自生している野生のトマトが実を付けています

自宅の近くでは数年前から地下をくぐる大きな道路工事が行われています。周辺住民への配慮か大きなプランターに花を植えたのを数個置いています。
最初のころは自治会も水をやり花もたくさん咲いていたのですがいつのまにか顧みられなくなり多肉植物のように渇水に強いか少ない肥料で代を重ねられる強い花だけが生き残っています。
このプランターはもともとの主役の花が枯れてしまい雑草の天下となっています。緑色の壁は工事の遮蔽フェンスです。右上に写っているのは私の自転車の車輪です。でもこの写真の主役は雑草が茂る花が枯れなくなったプランターです。
1m以上の巨大なプランターに一本だけ樹のような植物があります。
ぱっと見で葉っぱだけでトマトとはわかりませんでしたが、精一杯付けた実を見てトマトと分かりました。全部で5個の実を付けています。そして冬が来るのを知っているかのように黄色い花を付けて枯れる前に子孫を残そうとしているようです。
このプランターも花があった数年前は花用の肥料があったはずですが数年の雑草の侵入で完全に消費されているはずです。花がなくなり雑草のプランターに誰も関心を払わないし無農薬、土を耕さない、3年前から無肥料栽培となっているはずです。その無肥料状態のプランターにトマトが自生したのです。
 合計5個の実はトマトが野生でも十分結実できることを証明しています。なんとたくましい。不耕作、無肥料栽培のトマトです。人の世話を受けず都会で雑草と生存競争している中玉トマトは色つやは力強くエールを送りたくなります。冬が来て枯れるまでトマトの天寿を全うさせてあげたい。
もっと環境の良いところで育てるともう少し大きくなるかもしれませんが、実の先の方写真では下の方が白くなっておりこれ以上は大きくならないようです。したがってミニトマトではなく中玉トマトのようです。どこかの家庭菜園から鳥が熟した実を種とともに食べ糞をしたのが発芽したのでしょう。よその家の家庭菜園をよく覗き見しますがトマトで大玉トマトを栽培しているのはご近所ではありません。大抵ミニトマトです。大玉は難しいと考えるのが常識のようです。もし赤くなれば食してみたいです。自分が作った無肥料栽培の大玉トマトと味を比べてみたいものです。ここは中南米の原産地ではないのですがこのトマトは野生の称号を送ってもいいでしょう。

2012年10月7日日曜日

チマサンチュも根切り虫にやられました。無肥料栽培のチマサンチュを食べたい

チマサンチュが売られていました。焼肉サラダにとチマサンチュの苗を4本買いました。チマサンチュは未経験で売られているのがどのようなものか存じません。したがってスーパーで売られているのとこの菜園で無肥料栽培のチマサンチュと比較はできないのです。1本は風で倒れたのに害虫に付け込まれ一夜で消滅消えてなくなったのです。そして今朝茎が切断されているのを見つけました。感覚的に冬に育つような野菜の気がします。ピーマンを思い出し備前焼の湯ざましに水を入れ発根を期待しています。未経験と書きましたがずいぶん前韓国ソウルで焼肉を食べたときサラダに包んで食べた気がします。食感は完全に忘れています。
そんなわけで4本あったのが今は2本です。
そのまま放置すれば全滅なので対策としてピーマンと同じようにペットボトルの輪切りで茎を保護します。2リットルのペットボトルから輪切りを2本とります。中を通すためにチマサンチュの葉っぱを数枚収穫してスリムにしました。
害虫対策のために穀物酢と鷹の爪を焼酎に漬けたものをスプレーしました。先ほどチョウチョがお尻をチマサンチュに停まろうとしましたが急にお尻をチマサンチュから外して急いで飛び去りました。この咳が出る強烈な臭いは害虫の産卵を未然に防いだのを確認しました。チマサンチュをペットボトルの輪切りに通します。
ペットボトルの輪切りを根切り虫の侵入に備え1cmほど地中に埋めました。それから茎を切断した犯虫を見つけました。土をまさぐると夜盗虫が一匹ありましたので処分しました。最初の一本を一夜で消滅させたのも同じ夜盗虫かもしれません。

2012年10月6日土曜日

無肥料栽培に再度ビックリです。なんと農薬なしで里芋が自分で病気を治したのです。土が変われば野菜がこうも変るのでしょうか

以前に投稿した9月上旬の病気になったような白い葉っぱです。半分以上が感染していました。2010年と同じように里芋が付かない収穫できないのを覚悟しました。
もう撤収した最後の大玉トマトの雄姿ですが、右下に写っているのが端っこの里芋です。白い葉っぱを撤収すると株全部の葉っぱがなくなりました。それほど病気の白い葉っぱが蔓延していた証拠写真です。
 丸裸になっていた里芋の株も数枚の葉っぱで再生しています。この株には白い葉っぱはもうありません。手前の野菜は黒大豆です。
最初の写真から1っか月後夢みたいなことが起こったのです。農薬を全く散布していないのに里芋が徐々に葉っぱの表面の白い粉のようなものを駆除していきました。繰り返しますが無農薬無肥料栽培で消毒は一切していません。
同じ条件で比較のために金網越しで撮影しましたが金網の穴にレンズを入れて撮影した方が、きれいに映ります。葉っぱも増えて密になりこれなら里芋の収穫が期待できそうです。あと2カ月が里芋に残された時間です。アブラムシを食べる二星テントウ虫が何匹もありますがやはり無肥料栽培の恩恵は病気治癒力の向上です。野積みしただけの落ち葉腐葉土と市販の無肥料は土を変え信じられない生命力を野菜に宿すようです。