2009年9月21日月曜日

回収ボックスに入れる前にペットボトルをリサイクル再利用する(生け花は蕾を買います)

 仏壇を買うまで花はお金を出して買ったことがありません。仏壇を設置してからご先祖には祖母など女性がいると気が付きなるべく生け花は絶やさないようにしています。小さい仏壇なので大抵中に入れずに前や横に飾るようにしています。当初は仏壇の金属製の花入れに活けていましたが、重さが軽く背の高い大菊、カサブランカなどはとても不安定でよく倒れて水をこぼしたものです。習慣になっている起きたての煎茶のためいつも2リットルミネラルウォータの透明なペットボトルが転がっています。2リットルの水は重さが2Kgで口が小さいためひっくり返してもこぼれる水が少量のうちに元に戻せると都合のいいことが重なります。重くて倒れにくい倒しても被害が小さいと使いやすいのです。水が十分にあり花が吸い上げても水が涸れる前に花が枯れます。花を買ってきた当初は新しい水に切り花を活けるのですが、もともと横着でズボラな性格であまり水を変えないのです。花があれば心がうきうきするほど好きなほうでないのですからなおさらです。透明なペットボトルを使い続けているうちにあることに気がついたのです。
 花が変色したり枯れるときは例外なく活けている水が濁るということです。左が汲み立てのみずで右が大菊を何日か活けた水です。言いかえれば水を濁らせずに変え続けていると本来花が持っている天寿を全うできる筈です。購入してから枯れる期間が長くなればそれだけ花代を節約できるということです。半年一年と積もれば相当な花購入代金の差となるでしょう。

 濁った水に活けていた大菊です。葉っぱが何本か黄色くなっています。放置すればもうすぐ花がしおれます。切り口の先端部分が水に繁殖した微生物でヌルヌルしていますので白線部から手で折ります。花屋の女主人によるとハサミで切るより手で折った方が花が長持ちするそうです。花を痛めた微生物はペットボトルの内面にもついているはずです。ブラシを突っ込んでヌルヌルを取り除くというよりペットボトルを交換します。飲み水を入れていたものですから完全に滅菌されています。使ったペットボトルはリサイクル回収ボックスに戻します。ミネラルウォータを入れていた透明なペットボトルを回収ボックスに返す前にもう2~3回使ってから回収ボックス戻すというペットボトルのリサイクル再生利用です。
 生け花は菊にしろカサブランカでもつぼみで買います。それの方が持ち帰り時に花を痛めません。開花から枯れるまで長く楽しんでもらえます。水を濁らせなければ真冬なら大菊で一か月はもちます。毎日水を換えることが出来たらいいのですが、それでも花瓶の内側に付いた微生物まで毎日ブラシで落とす人はいないでしょう。カサブランカは開化の瞬間に最高に香りを放出します。帰宅すると匂いで開花したのがわかります。
 自分でつぼみから咲かした花は愛着もわきます。再利用したペットボトルは汚れが目立たないうちに早目にスーパーの回収ボックスに返します。スーパーも大変です。近くに3軒もあるのです。ペットボトルが汚れているからと回収を断れば他店に逃げられかねないのです。便利の良い駅の近くに住むのはありがたいことです。

0 件のコメント: