2007年10月21日日曜日

備前焼急須との出会い

左のふたを開けたのが最初の備前焼急須です。

写真右が2007年10月20日購入分 手前が湯冷まし

なじみの茶葉販売店で、「備前焼の茶器に興味ありませんか」「私は口に入れた煎茶を楽しむほうで茶道具の雰囲気でお茶を飲みません。また陶器磁器などのよさを理解できません」その店の上段に飾っている備前の茶器を睨みながら、「買わされてたまるかい」言葉を飲み込みました。「ではこの備前の急須をお貸しします。返却は次回来店で結構です。ただし今夜まずいとおっしゃっている水道水をこの急須に入れて下さい。またガラスのコップにも水道水を入れて下さい。明日の朝、急須の水とコップの水を飲み比べて下さい。もし備前の水の方がおいしければ買って下さい」そんなばかげたと言いかけ「わかりました」と言ってしまった。
翌朝の急須の水は信じられないほど、まろやかでおいしかった。これならお茶屋の店主が言うように備前の急須で入れた煎茶はおいしくなろう。10月20日前後に開催される備前焼祭りに行くようになったのはこうしたきっかけでした。

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