2007年9月16日日曜日

カツオ削り器でまな板のリサイクル

マナ板をリサイクルします。 ばい菌の温床を根こそぎ除去できます。木の厚みがある間、何度でも新品になります。 木製品ならではでプラスチック製ではこうはいきません
 まな板は繊細な刃をまもるため桐製を使っています。使用後洗わないなど手入れの無精がたたって、まな板が自分でも気持ち悪くなってきた。かんなでも買おうかと迷っていた今日、鰹節削りにカンナがついているのを見て、もしやと期待して使ってみるとなんとか削れました。私は大工ではありません。
 不潔なことを書いてすみませんが、この中国製の桐のまな板を買って3年がたちます。その間一度も・・・・で中央に黒い大きなシミがありました。使用する時は新聞の折込をまな板の上に敷いて使いました。折込のチラシが水分で軟らかくなり誤って切ってしまうと、黒いシミが切れ目から見えました。シミはなんどもカンナ掛けをしないと取れないほどしみ込んでいました。
 軟らかい桐ならなんとかなると考えました。カンナを使ったのは中学生の時の授業以来です。カンナは買わなくてよい。まな板は再生できた。気分が相当いいです。
問題はカツオを削る刃で木を削ったことです。当然刃が痛んでいるのですが、これから刃をかんな台からはずして砥ぎます。包丁と違って刃に大きな力がかかるのを想定していますので、白紙1号本焼きと比べれば、鉛のようにカンナの刃は軟らかく、青砥で砥いでいると砥ぎ汁が困るくらい溢れ出てきます。ノミ、ナタ、マサカリ、日本刀も同じように刃金は軟らかいと思います。木や人の骨、鎧など固いものを切るのを想定して作られたのは菜切り包丁のように硬度が高いと欠けるでしょう。
 カンナの刃は平面砥ぎですが、青砥に出会うまで包丁を平面砥ぎをしていましたのでなんとかなります。

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