2014年4月3日木曜日

無肥料栽培を始めた経緯

買った家に入居した翌年2007年から家庭菜園を始めた。そして収穫の喜びなど持家の楽しみとなった。しかし2010年秋、写真のように4年連続連作した里芋が元気なく掘ってみると芋は全滅という
経験したことのない事態に遭遇した。他のジャガイモ、葉物野菜もおしなべて不作だった。
雨上がりの後でもないのに土が湿ったように見え、触ると乾燥していると土がおかしかった。これを以って家庭菜園の土を1年休ませることを決めました。当然除草だけで肥料をやらなかった。そして2011年7月枯れかかった大玉トマトとの出会いです。これまでの経験で植えたのが大玉トマトだが、500円玉程度のトマトしかならなくてもいい、黄色い花を咲かせ受粉、ミニトマトのような大きさのトマトでも結実させ子孫を残す喜びを経験させて秋には撤去させる。売れ残った大玉トマトへの供養のつもりで植えました。8月晴天が続くとたまには水やりだけ、1mを超えると竹の支えをすると云った最低限の世話だけをした。直径5cm以上の大玉が収穫できると夢にも思わなかったが、10月に夢にまで見た5cm以上の大玉トマトを発見した。晩秋大玉トマトを数個の収穫を追加して、2011年11月、1m四方近いコンクリート塊3個を除去してもらう。大玉トマト予備軍のトマトがたくさんあった大玉トマトを撤収して再びケヤキの落ち葉を集めて中央の溝に踏み固める。まぐれでも2011年の大玉の収穫は、翌年の大玉トマトに期することができました。
2012年4月 4本の鬼ヶ島童子大玉トマトの苗を植えた。6月に収穫を迎えると近所の何人もの奥様が口をそろえて難しい大玉トマトを上手にお作りになってと褒めてくださった。本音を言えば大玉トマトはそれほど美味しいとも感じないし、好きでもない。しかしみんな栽培が難しいと思ってるらしく家庭菜園に赤く目立つ大玉トマトがあると野菜栽培名人の大きな勲章のような気がしてきた。見栄のために2013年も5本栽培したのである。大玉トマトは無肥料栽培以外成功例がないので2011年、2012年、と3年連続無肥料栽培、家庭菜園に肥料を入れていない。すべて大玉トマトを栽培するために無肥料栽培を継続している。とにかく大玉トマト栽培ノウハウがネットに書かれているように、大玉トマト植付けの2週間前に元肥を仕込み最初の開花に周囲に化成をパラパラ、一ヶ月毎に施肥をするようにすると葉っぱは深緑で分厚く、幹が太く花は開花後翌日落花する一夜花で実がならない大玉トマトに仕上がります。そんなわけで大玉トマトのための無肥料栽培もピーマンを収穫すると市販の施肥したピーマンとは全くの別物のように美味しいことが実感できた。
 2011年の有機栽培の行き詰まりに端を発し無肥料栽培が現在に至っています。現在では連作可能にしてくれ美味しい野菜を提供してくれるために無肥料栽培を実践しています。2011年の有機栽培の行き詰まりと大玉トマトの成功がなかったら無肥料栽培に出会うことはなかったでしょう。
今年は無肥料栽培の真価を味わえるといわれている4年目です。昨年以上の美味しい野菜を期待します。

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