2007年12月15日土曜日

小春日和がつるし柿をおいしくする

見たこともない大きい渋柿が売られていた。中途半端な数3個で500円。渋柿にしては高いでしょうが、見たこともない大きさだったので購入を決定。右下のキューィと大きさを比べればわかります。このキューィも大粒なのです。渋柿の実が大きければ飴色のつるし柿になっても大きいのでジューシーなおいしい吊るし柿になるのではと考えました。
クリックして写真を拡大すればよく見えますが、柿のヘタ部分にT字形の枝がついています。高級メロンのようです。自分の郷里ではT字形の枝を残すような取り方をしません。皮をむいた渋柿に竹串やナイロンの紐を通します。竹串を刺しますと柿に傷ができ、日に干している間、そこから柿の汁が出て青カビを発生させたり、飴色にムラが出ます。要するに味がすっぱくなったりあまりおいしくありません。柿にT字形の枝を残し、柿に傷をつけないで干す方法があると知ったのは郷里を出てからです。皮は柿の先端からむきましたが、ヘタのところまでくると、T字形の枝を壊したり、切らないように真剣に皮をむきました。もし切れない包丁で剥けば余計な力が加わってT字形の枝を切り落とす心配があります。切れる包丁はこんなところでも役に立ちました。とにかく南向きの窓に干しました。せめて4個ならやじろべえのようにバランスを取って窓に吊るし易かったのですが3個はやはり干しにくかったです。完成は正月になるかな。勿論柿の皮は堆肥にする予定です。そのままではりっぱな生ゴミです。家庭菜園に撒いたケヤキの落葉に混ぜると糊の役目をしてケヤキの落葉が木枯らしで飛ばされるのを防ぎます。

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