2011年1月1日土曜日

炭火で沸かしたお湯はお茶を美味しくさせる(正月の煎茶はやっぱり炭火で)

今日の元旦の朝時間がたっぷりあるので、炭火を起しました。抹茶の茶会ではガスコンロで鉄の茶釜を沸かしません。今までガスで沸かした湯、炭火で沸かした湯どちらもH2Oなる個々の分子粒子を激しく震動されるだけで同じと信じていました。抹茶の茶会で炭火や管理した木灰を使うのはムード、恰好を付ける、儀式的なものでお茶の味にかかわる理由があるなんて夢にも思わなかった。昨年餅を焼いた後、残り火で上に何かで覆わないと紙が落ちたりすれば正月から家を失うなどと心配して鉄ビンに水を入れたのを七輪に置いておいた。忘れたころチンチンとお湯が沸いたのでせっかくと茶を入れるとこれがガスコンロで沸かしたお湯で入れたお茶と全然違うのです。
 個人のし好の問題ですが、苦味が消えて渋みが出てきます。苦味が消えて渋みが増すのは自分の好みに合います。煎茶と炭火はよく合います。抹茶の茶会に炭火が出るのは儀式でないというのがとてもよく分かりました。炭火を使うのは合理的な理由があったのです。
ちなみに根拠はありませんがお湯はH2Oでなく(H2O)nです。H2Oは蒸気だった。このnの値が炭火では小さくなるのではと思いますが、重要なことは炭火はお茶を美味しくさせるということです。ところで私の鉄ビンは内部を加工していなく赤い錆がいっぱいあります。元旦今日の雑煮は炭火で煮ました。心なしか餅が柔らかく溶けないでさめにくい気がします。

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