季節は10月に進み5本あった大玉トマトも9月上旬に撤去を決断して同じナス科の秋ジャガイモに取って代わりました。写真右上に写っているのは2m近くになったピーマンの枝です。梅雨明け以降新しい実がならず8月上旬を最後に大玉トマトの収穫が途絶えたのです。古い葉っぱは分厚くなり頂芽の先端部が黒く枯れたりしたのです。もう一度秋に一つでもいいから大玉トマトを収穫したかったのですが、分厚くなった葉っぱがその希望を萎えさせました。どうなるかわからない、たぶん再収穫は無理だろと思われる大玉トマトにしがみつくよりお隣さんのようにサッサと処分して、秋ジャガに鞍替えしました。
フェンス内の大玉トマトは処分しましたが秋に大玉トマトを収穫するという希望は一つだけ残しておきました。そうですもう一本ど根性トマトがあったのです。側溝の隙間にはジャガイモなど代替品は植えられません。ど根性トマトも8月になり、古い葉っぱは分厚くなり頂芽の先端部が黒く枯れたりしたのです。それでもときどき水だけは絶やさず世話を続けたのです。そして本当の頂芽は枯れましたが頂芽近くの脇目が10月になり育ってきたのです。脇芽の脇芽を除去して1本仕立てにしました。9月の下旬ごろから出てきた新芽はまるで5月ごろの大玉トマトの葉っぱのように薄いペラペラで色が青っぽい初夏を連想するような葉っぱでした。この立派な花を確認して初めて、ど根性トマトに秘伝のボカシ投入を決めました。
右がど根性トマトの幹です。側溝の割れ目の土が黒ずんでいるのは秘伝のボカシが水分を含んだものです。
秘伝のボカシが効いたのか、大豆2個分程度の写真の中央と左側奥に大玉トマトの赤ちゃんが2個出来ました。経験ではこの程度の大きさになるとまず収穫は確実のようです。大玉トマトを夏と秋にも収穫するという今年の目標に近づいたようです。ど根性トマトが秋収穫の夢を叶えてくれそうです。
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