2010年9月25日土曜日

高校入学直後の躓きと後悔2

春が近い2年生に進級する直前のことでした。水曜日の一時限目はY先生の授業から始まりました。ユーモア溢れる恩師でしたが、どこか笑顔と元気がなかった。「今日みなさんに悲しいお知らせがあります。授業の前に数分の時間をください」から始まりY先生はH君の担任であり、H君は数か月前から骨肉腫という病気で入院していた。若い人は癌の進行と転移が早く、見舞いに行くたびに手足が1本づつ亡くなっていて慰めの言葉に苦労するほど可哀そうだった。今朝お母さんから電話があり身罷られたとのことでした。激しい痛みに耐え虫けらのように手足を切られて彼のことを思い出すのも辛い。どうか冥福を祈ってください。そして健康な皆さんはしたくてもできなかったH君の分まで勉学に励んでください。との訓話があった。自分の先祖と彼の発病を関連付けたくはありませんが、真っ先にこの気の毒なニュースを知りえた偶然は本当に単なる偶然か説明のしようがありません。H君の教室は別棟にありもう何か月も休んでいるならY先生からの悲報がなければ自分の耳に入らなかったでしょう。1年生だけでも1000人近くあるのです。両親を苦しめた農道助成金の(ありえなさそうなのは守秘義務で守られるはずの融資金額と金利まで伝わってきたことです)今にすればこの記憶と重なります。またY先生は、以前短期間教師をしていた祖父の教え子とご自分から私におっしゃいました。私の面影が祖父に似ているともおっしゃいました。祖父という私の先祖と関わりのある方だったのです。

 悔いが残るのはそれでも先祖供養に思い至らなかったことです。祭りの日の刷り込みが影響したのかその時は、ソフトボール大会の躓きから解放された。彼には気の毒だが運がいい。病気の苦しみを想像できないほど健康だった当時、そんな運がいい程度しか感じませんでした。高校1年の終わりならまだやり直しが可能でこの時、祭りの日の刷り込みを払しょくしていれば私の人生も少しは今とは違ったものになっていたでしょう。でも馬鹿だったのです。

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